政治はフラフラしないで

 各地での大雪・暴風、大丈夫だったでしょうか。私は札幌市西区・手稲区で、積もった雪のなかをズンズンと進みながら支持者宅を訪れました。どこでも「あいにくの天気ですね」と話が始まり、たくさんの激励を受けて「しんぶん赤旗」読者も増えました。

 西区で足を運んだのは福井地区。最初の入植者が福井県の方だったことから、この地名がつけられました。北海道内には、このような本州とゆかりのある地名が随所に見られます。北陸の福井県に負けないほどの、福井地区の今日の雪。「早朝から20cmくらいは積もったかな」と、どこでも雪かきの真っ最中でした。

 菅首相への不満は共通して強い。同時に、野党がまとまってほしいとの声も多数。そのうえで、日本共産党がしっかりした役割を果たしてほしいという思いも共通して聞かれました。「テレビで小池さんの質問を見てスッキリしたよ」、「ちょうどコロナでジム通いできないから、その分で新聞を取ります」などのお話も、本当にありがたかったです。

 手稲区で向かったのは星置地区。近接する山口地区が新幹線トンネル要対策土置き場の候補地とされ、住環境や農地を守れと住民運動が沸き起こっています。札幌市と鉄道・運輸機構による一方的な決定は許されないと、何と500人分もの署名を集めた方もいらっしゃいました。「コロナ禍で観光のあり方が見直されてる時に、そんなに急いで工事を進めるべきなのか」との話もありました。

 短時間の訪問と思っていても、政治への不満が次から次へと語られます。菅首相を筆頭に会食をくりかえす与党議員にあきれ、「もう政治家を信用できない」という方もいました。日本共産党を信頼してると言いつつ、こういう時はズバッとがんばってとも。国民が苦難にさらされている時にフラフラしている政治ではダメで、必ず総選挙で政権交代をと私からも訴えました。

 例年なら町内会や党後援会の新年会がある1月ですが、ほとんど中止のため、こうやって語り合える機会も少ないんですよね。本当にコロナ感染の拡大はもどかしく、それだけに政治を見る目は厳しい。命と健康、くらしや商売を最優先に支える政治をと、地域を歩くなかで痛感した1日でもありました。

 【今日の句】雪道も まっすぐ歩く 共産党

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畠山和也
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