若い世代から学んだ1日

 少し肌寒くも、快晴だった大会2日目。来賓あいさつと討論が中心で、全国の大奮闘に励まされるばかりです。特に若い世代が次々と仲間を増やしている発言は圧巻で、もっと未来社会を語っていこうと思いました。

 来賓として来られたのは、市民連合・革新懇・全労連・農民連・全商連・民青・原水協の7団体に齊藤栄・熱海市長。市民連合の中野晃一さんは「改革保守が伸びるようであってはならない」と強調し、5期目ゆえ5回目の党大会あいさつという齊藤市長は「私は『市民が主人公』の政治姿勢。日本共産党の『国民が主人公』と通じます」と、激励を込めたごあいさつをいただきました。

 討論で圧巻だったのは、北海道の山本さんはじめ若い世代の発言でした。ゆきづまっている日本にあきらめつつも、少なくない青年たちが「何とかできるなら何とかしたい」と思っています。「財界・大企業優遇」と「米国いいなり」という「2つの異常」を変えようという日本共産党綱領に、関心を示してくれるというのは必然だと学ばされました。

 若い世代の置かれている環境は、かつてなく深刻だと、あらためて痛感です。学生は高学費と奨学金返済、働いたら低賃金やハラスメント。こんな日本に誰がしたのか--自民党政治はもとより、利潤第一の資本主義が根本にあることがわかれば、若い世代自身が立ち上がっていくのだとの発言に学ばされました。

 職場での党活動や、30~50代の党員の活動についての努力も、次々と発言されました。ベテラン党員が築き上げたものを、これから引き継ぎ発展させるのは私のような世代になります。仕事や子育て・介護などで慌ただしい世代ですが、力をあわせていこうとの呼びかけにも大きな拍手が起きました。

 北海道からは十勝地区の稲葉委員長も発言。全支部・全党員での活動へ努力している内容を、何度も聞いているはずなのに、あらためて学びました。こういう活動が広がれば、必ず社会は変わっていくと確信です。

 思わぬ出会いがあるのも党大会ならでは。学生時代に、いっしょに活動していた同級生が大会代議員として参加していて、お互いにビックリ。年賀状のやりとりはしていたのですが、約30年ぶりの再会でした。元気そうで嬉しかったです。

 2人とも入党したのは1990年代前半。旧ソ連・東欧の崩壊があり、日本共産党にとっては大逆風の時期でした。学生自治会にとっても苦しい時代を、率直に言いあいながら乗り越えてきたのでした。だからこそ、そうは簡単にぶれないのだと確認しあえて、元気ももらいました。

 明日もしっかり学びます。

 【今日の句】青年に 学べる喜び この党で
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畠山和也
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