国民の怒りがわからないのか

 明日の衆議院・政治倫理審査会は開かれないことに。ひとえに自民党側が公開を拒んでいるとは、国民に顔向けできないと言っているようなものです。逮捕者も出ている組織的犯罪を、このまま頬かむりするようなことは許されない。

 そもそも岸田首相も「説明責任を果たさせる」旨を答弁しておきながら、政倫審の開催は「国会の判断」と責任を逃れてきました。真相解明は進まないし、議員の説明もないのでは、まさに「ないない尽くし」。これで納得できるでしょうか。

 全国商工団体連合会(全商連)が、国税庁に対し、自民党議員への税務調査と課税を求める記者会見をおこないました(こちら)。不記載額の合計5億7949万円をもとに、重加算税が課されたとした試算は総額1億3533万円。これだけが脱税だったとしたら、とてもとても許されない。

 1円の漏れもなく確定申告する、食堂を営む両親の姿を見て育った私。たとえ重い税金であっても、それが国民の義務なのだと学びました。だからこそ、せめて真面目に働く人が報われる社会であってほしいと願ったものです。

 その税金の使い道を決める国会議員が「濡れ手に粟」で申告・納税しないということに、どれだけ多くの方が怒っていることか。政倫審を非公開で説明責任さえも果たさないで押し切ろうというのでは、自民党には厳しい審判が下されるだろうし、下さなければいけません。私も世論を広げることに力を尽くしたい。

 【今日の句】やましさが ないというなら 公開を
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畠山和也
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