リスペクト精神が貫かれている党大会

 党大会3日目も、若い世代や30〜50代、LGBTQ当事者などの熱い発言が続きました。発言を、これほど真剣に聞いている全代議員の姿、しかも党の最高決定機関である党大会で民主的な運営を貫いていることを多くの方に知ってほしい。

 党のあり方についても、ゲイ当事者であることを公表して選挙をたたかった代議員から、初めは党内でも理解が得られなかったといいます。それでも「人の変化をあきらめてはいけない」と対話を続け、団結の方へ進んだのでした。これもまた、日本共産党らしい。

 この代議員からの「党内を含め、対話を積み重ねることが多数者革命の要ではないでしょうか」との一言を、重く受け止めました。他の代議員の発言も、各地で苦労しながら積み上げた言葉の数々ですから、しっかり自分のなかにも積み上げていかなければ。

 写真でいっしょに映っている大平よしのぶ・中国ブロック比例予定候補も、この間の地域の変化をとらえた発言をされました。当選同期で、今も議席奪還をめざす仲間の奮闘は、本当に刺激にも励みにもなります。お互いにエールを交わしながら、今日は会場を後にしました。

 今日で討論は終わり、明日は討論のまとめ(結語)と役員選挙になります。支部総会→地区党会議→都道府県党会議と議論を積み上げて、そこで選ばれた大会代議員ですから、その重みは一般の会議とは違います。党大会は、党の最高決定機関だという自覚をもっての討論の場なのだと、振り返って痛感します。

 だからこそ年代や経験の違いがあろうと真剣に学び、しっかり受け止める、リスペクトの精神が大会中も貫かれます。どの代議員にも自由に発言する権利は保障されていますが、それは事実や根拠にもとづき、選出された支部・地区・都道府県の議論をふまえた自律的なもので、持論をひけらかす場ではないと私は思います。

 明日の様子もインターネット中継されますので、こちらから、ぜひご覧ください。

 会場からの帰り道、早咲きの「あたみ桜」と広がる水平線が目に入りました。ほっと一息ついて、明日もしっかり役割を果たしたい。

 【今日の句】あの船が 浮かぶ力は 奥深し
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畠山和也
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