日本共産党の規約では

 派閥の数で次期総理が決まるような報道が続きますが、いま報道すべきは安倍政権7年8ヵ月の検証では。総裁候補3氏のうち特に菅氏は安倍首相と最も緊密だっただけに、その責任は問われなければなりません。誰が選ばれようと、国会での所信質疑は必要です。自民・二階幹事長が「政治空白をつくらない」と盛んに言っていますが、それなら臨時国会を開くことだって当然です。

 せっかくの機会なので、日本共産党はどのように委員長を決めるか、記しておきます。

 日本共産党は、2年または3年のあいだに1回ひらく党大会で、代議員の選挙により中央委員を選出します(規約第19条)。選ばれた中央委員会のもとで、幹部会委員を選出します。そのなかから委員長、副委員長若干名、書記局長を選出します(同第23条)。

 緊急の場合などを想定して、規約第19条には「中央委員会が必要と認めて決議した場合、または三分の一以上の都道府県党組織がその開催をもとめた場合には、前大会の代議員によって、三カ月以内に臨時党大会をひらく」としています。緊急の場合でも、党員や地方党組織の意見が反映できる規定にしています。

 他党の規約は詳しくわかりませんが、こういう時に日本共産党のことも知っていただけると嬉しいです。民主的運営が貫かれているかは、国民が政党を見るうえでも大事な点なのだろうと思います。

 今日は会議と移動の1日。新千歳空港で岩渕友参議院議員と合流して、後志管内まで移動。明日は寿都町から調査でまわります。

 【今日の句】こうやって 国民不在 見せられる
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畠山和也
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