第95回メーデー万歳

 澄み切った青空のもとで道労連のメーデー集会。働く仲間で力をあわせ、8時間働けばふつうにくらせる社会へ! ハート型カードに書いた要求を張り付けた横断幕を掲げ、札幌市内のデモ行進も注目を集めました。

 日本共産党は紙智子参議院議員が代表してあいさつ。私のほかに道1区・千葉なおこ、2区・宮内しおり(比例重複)の両予定候補と札幌市議団も登壇。ちなみに私は「すべての人が心配なく迎えられる明日を」と書いたカードを掲げました。

 今回の道労連メーデーのメインスローガンは「LIFE & PEACE」。物価高で生活も命も脅かされる現状なのに、岸田政権を見れば戦争に参加するような国づくり。くらしと平和という、あらゆるものの原点に立って労働組合として声をあげるということと思いました。

 紙議員からも、労働条件やくらしを良くするために、行きづまった自民党政治を変えようと呼びかけ。パレスチナ医療奉仕団、道生活と健康を守る会からのスピーチや、若い組合員を中心にした沖縄との連帯アピールにも大きな拍手がありました。

 メーデーの起源は「8時間は労働に、8時間は睡眠に、8時間は自由な時間に」。今では当たり前に思えることも、当時のアメリカでの集会には妨害があったり、日本では軍国主義のもとで集会そのものが禁止されました。労組幹部が逮捕されることもありました。

 しかし、世界でも日本でも働く仲間が声をあげて団結し、少しずつ働くルールを勝ち取ってきた歴史に学びたい。企業が悪どく利益をあげようとすれば、いろんな形で労働者から搾り取ったり、権力と結びついて法律を変えたりもします。そのせめぎあいのなかで、要求で一致する労働組合が大きくなることの意義は強調してもしきれません。

 集会とデモ激励の後には、昼食交流の会場へ紙議員とあいさつまわり。初めて参加しただろう若い職員さんも多く、今日を機に学ぶことがあったかもしれませんね。賃上げや労働条件の改善、くらしと平和を守る政治へ動かすために、私も力を尽くします。

 【今日の句】つながった 空の向こうも 団結し
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畠山和也
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