今日は北見市へ。30億円ほどの財政不足が明らかになり、ただでさえ物価高で生活苦なのに、市民への負担増・サービス減に不満の声が広がっています。街頭宣伝では菊池豪一市議がマイクを握り、桜井由美子市議と議会報告もおこないました。
2006年に1市3町が合併して、今の北見市がスタートしました。市として全国一広い面積を持つだけに、生活インフラの維持が課題となってきました。多額の財政負担を伴う市庁舎移転などもあり、そのたびに市民的な議論が起きてきたのです。日本共産党は市議団が議会で追及するとともに、市長選挙でも候補を立てて、市民負担を前提とするような市政への警鐘と転換を訴えてきました。北見市に限らず自治体合併の検証が、今こそ求められてもいます。
市議会には先日、市の財政健全化計画に対する市民アンケートを求める陳情が出されました。日本共産党は賛成しましたが、大会派が「現状では市民から批判の意見が出されて、建設的な議論にならない」と結局は不採択に。「市民への説明会も、再度おこなうと市長が述べたのに実施されていません。市民の声を聞くのは当然ではないでしょうか」と、経過とあわせて菊池市議が報告したのです。市民置き去りではいけないと、私もそのとおりと思います。
寒風のなかでの街頭宣伝にも党員・支持者のみなさんが駆けつけてくださり、「つどい」でも国政とともに市政への質問もありました。真剣な表情に、問題の深刻さが伝わってきます。うれしいことに入党された方も。政治家なんて汚い金まみれと思っていたら、知人の党員から「日本共産党は企業・団体献金を受け取っていない」と聞いて驚き、それから応援してくださっていたとのことです。
財界・大企業や米国の意向が最優先の自民党と違い、「国民が主人公」を貫いてきたのが日本共産党。もっと党の役割をアピールしなきゃと痛感しました。
【今日の句】いい町にするなら 市民の声聞いて
市民置き去りとしないで
畠山和也


