本気の気候危機対策を

 今日は札幌市北区で、宮内しおり道2区(比例重複)予定候補と「語るつどい」。長屋いずみ市議の市政報告とあわせ、自民党政治を終わらせて希望ある日本にしようと語り合いました。若い力の宮内さんには、どこでも期待の声が寄せられていましたよ。

 今日の札幌市は25℃超でしたが、政治を変えたい熱気で、ますます会場内も熱を帯びるほど。ちなみに札幌市の平均最高気温を調べたら、6/15は21.5℃だそうで、25℃を超えるのは7/14。季節が1ヵ月ほど早まっている感じです。

 会場では「聞きたい項目」アンケートもあり、多くの方が関心を寄せていた1つに「地球沸騰化」がありました。産業革命前からの上昇が昨年で+1・45℃となり、国際目標の1・5℃に迫っています。切迫感ある取り組みが、日本政府に見られないのが本当にもどかしい。

 自然破壊につながる再生可能エネルギーは認められませんが、今あるものだけでも有効活用されていない。一昨日の「しんぶん赤旗」で京都大学・諸富徹教授が、大手電力会社が原発を優先する「給電ルール」によって再エネ電力を事実上捨てている実態を、明らかにしています。

 原発の再稼働だけでなく新増設まで進めたい財界・電力会社の意向によって、岸田政権が原発回帰を進めてきました。その原発によって再エネが抑えられ、さらに石炭火力発電も維持して、これで日本は気候危機対策を進めていると言えるのでしょうか。

 自民党政治にとどまらない、資本主義システムの問題でもあります。気候変動は、ただ「暑くなる」にとどまらない、人間が生きていく基盤を壊すことにもつながります。とりあえず暑さをしのげれば済む、という性格の問題ではありません。

 利益優先の資本主義のなか「後は野となれ山となれ」が続いて、次世代に壊れた地球を引き渡していいのか。根本のエネルギー政策の転換も、くりかえし訴えていきます。

 【今日の句】守るのは 利権ではなく 地球こそ
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畠山和也
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