本当に泊原発は安全か

 泊原発について、岩渕友参議院議員の調査に同行。原発敷地内に活断層があるのではないかとの、研究者の指摘に北電は正面から応えていないのだと、あらためて再確認しました。安全性に対する説明責任を果たせないのなら、再稼働すべきではありません。

 「行動する市民科学者の会・北海道」の小野有五・北大名誉教授から、規制委員会における北電の説明や、ご自身の知見も交えて話をうかがいました。宮内しおり道選挙区予定候補、丸山はるみ道議も同席しました。

 泊原発については2017年に、私も衆院経産委員会で質問しています。当時の問題点が数年を経ても解決されておらず、その間に新たな防潮堤など工事費用は膨らむばかり。それが電気料金として道民負担となっているのです。

 当時から問題だった海底活断層のほかに、敷地内の活断層について北電はじゅうぶんに答えていません。海を埋め立てたエリアの強度についても、無筋コンクリートで補強したといいますが、その詳しい資料は出ていません。

 能登地震で地面が大きく隆起し、同じ日本海側に立つ泊原発での隆起や沈下も現実のものとして心配です。北電も防潮堤より海側で5mの沈下を予測しましたが、それが原子炉はじめ重要施設に与える影響の審査は進んでいません。

 しかし、原発の再稼働と新増設へ自民党政治が舵を切ったなか、規制委員会の審査も、どうすれば再稼働できるかに導くかのようです。背景は政治的ですし、それに規制委員会が従っては「規制」の名が泣いてしまいます。

 しっかり学ぶと、国会で追及しなければとの思いが湧きます。先日まで体調不良で静養してましたが、今日から復帰もし、参議院へと元気に突っ走ります。たくさんある課題の解決に、私も力を尽くしたい。

 【今日の句】家ならば 活断層は 避けるのに
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畠山和也
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