宮内しおり道選挙区予定候補と朝の定例宣伝後、道農政事務所・道経産局へ要請に。民青のみなさんと取り組んだ受験生アンケートでは、2人が加盟という嬉しいことも。あいにくの雪も、受験生との対話のときには晴れ間が見えました。
政府が備蓄米を放出すると決めてからも、米価は上がり続けています。江藤農水相は追加対策も述べていますが、小売価格が下がるかはわかりません。今日も道農政事務所から「米の絶対量は足りている」という答弁がありましたが、では米価高騰は流通上の問題なのか。この数年、コメ農家は低い米価のもとで生産資材の値上がりに苦しみ、今の米価であっても過去の赤字分をじゅうぶんに補填できていません。離農も続き、生産量が増えるのかは心配です。それが不足感を生み、高値での流通になっているのではないか。
コメ農家に増産してもらえるよう、抜本的対策が必要です。再生産を可能にする価格保障の拡充は絶対に欠かせないし、そのために農林水産予算の増額を。生産の安定なしに、安定供給も安定価格もありえません。道経産局には、灯油やガソリン価格の高騰への緊急対策を求めました。重点支援地方交付金の活用に灯油支援が盛り込まれたとの回答でしたが、あらゆる支援が可能な交付金ですので、必ずしも福祉灯油などへ活用される保障とはなりません。
国から補助金を受けてきた大手元売り企業で、増収増益であれば国民への還元がされるべきです。監督・監視の強化を通じて便乗値上げなどないように、国としての役割を果たしてほしいと強調しました。あわせて、原発を最大限活用とする、閣議決定された「エネルギー基本計画」の撤回も要請。省エネの取り組みや、再エネも住民合意とともに電力網の整備とを求めました。やっぱり国会で、しっかり議論しなければと痛感です。
民青のみなさんと取り組んだ受験生とのアンケート対話は、話が弾みました。被爆者の話を聞いてみたい、気候危機にも関心がある、トランプ大統領に日本はいいなりじゃないかーー受験がありながら、多くの方が社会問題にも目を向けているのですね。それだけ行きづまっている日本と世界。未来を生きる若い世代に、不安が広がるのも当然です。「こういうこと、やってみたいです」と、パッと民青への加盟を決めた方もいたとのこと。学びたいし、語り合いたいのです。
食料やエネルギーから、世界の課題まで語り合った1日。変化は、このような対話から。明日もがんばります。
【今日の句】国政へ この声やっぱり 届けたい
食料・エネルギーから世界の課題まで
