街角対話と「トランプ関税」と

 朝の定例宣伝を終え、今日は札幌市中央区へ。宮内しおり道選挙区予定候補の札幌キャラバンに参加し、街頭での要求アンケートにも取り組みました。ようやく札幌も春らしくなってきましたね。

 これから学校へ向かうという20代の学生さんは「暴力が多い世の中になっているのが不安」。戦争はもとより残虐な事件などに胸を痛めているようでした。女性や障害のある方への差別・偏見が広く残されていることも、大きな課題です。

 明日が入学式という新高校生の2人とは、校則の話で盛り上がり。お1人は消費税減税に関心があり「そうなれば、お母さんも助かるでしょ」。もう1人は平和とアジア外交に関心があるとのことでした。

 2人とも、日本共産党にはいいイメージがあるとの話も。ちょっと意外でした。壁をつくらず、もっと対話を広げなきゃいけないなど反省です。

 宮内さんにはテレビ取材もありました。想定される公示日まで3ヵ月を切り、選挙も近づいてきたと否が応でも実感。駆けつけてくれた党員・後援会員さんからも「がんばらなきゃね」とありました。

 私から今日は「トランプ関税」を中心に話しました。グローバル企業を支えるような貿易体制を米国が主導しながら、それ自体を壊してしまう身勝手な「トランプ関税」。これでは米国自身も信頼を失うでしょう。

 国際的な連携・協調と、公正な貿易ルールの話し合いに日本が積極的に関与する時だと思います。米国に「日本だけ除外して」という外交姿勢では、国際協調も進まないのでは。

 米国からは高関税との引き換えに、軍事費増大や農産物輸入が要求されるかもしれません。米国いいなりという政治姿勢も、今こそ見直すときではないでしょうか。

 自動車産業を中心に打撃が心配されますが、しわ寄せは決まって労働者や下請け企業に来たのが過去の歴史。膨大な内部留保を抱える大企業に、身勝手なリストラや下請け切りなどさせないよう、政治の役割が求められます。

 コロナ禍に匹敵すると補正予算も検討しているようですが、大企業ばかりが救済されるのでは、それこそ国民不在。くらしのことも国際政治も、ていねいに語り広げていきたい。

 【今日の句】米国に追従 いつまで続けるか

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畠山和也
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