水産振興を政治の力で

 おぎの優子県選挙区予定候補・高橋ちづ子衆院比例予定候補と、今日は十和田市・八戸市へ。「つどい」とともに、八戸水産加工業協同組合で現状や課題をうかがいました。教職員後援会のみなさんとの懇談もあり、じっくり話を聞きたい内容ばかりの1日でした。

 水産加工連では吉田富三夫専務が、全事業者へのヒアリングをまとめた資料を準備してくださいました。約半数が従業者20人以下の小規模事業者ですが、重視している経営課題は「原材料の確保」が最も多く、サバやイカなどが獲れなくなってきた実態が反映しています。

 一次加工を中心とする事業者にとっては、大手業者との取り引きで価格転嫁が難しいことも課題です。老朽化している機械設備の更新となれば、かなりの投資になりますので、更新だけでなく事業承継の検討もあるといいます。

 「漁業・卸・加工と続かないと、水産業は成り立ちません」と吉田専務。漁業は農水省で、事業や経営は経産省と分かれはするものの、地域経済・地域社会を支えている点では一体のもの。だから政治家が、縦割り行政を超えた発言をすることが大事だと再確認しました。

 十和田市・八戸市での「つどい」には、多くの方が参加してくださり本当にありがたい。どこでも出される物価高・生活苦とともに、医師不足の現状や選択的夫婦別姓についての質問や米価高騰に至るまで、時間の限り交流させていただきました。

 教職員後援会のみなさんとも時間が足りなくなるほど、現場の実態や問題意識を語りあいました。広い地域をまわるため滞在時間が短いのが、もどかしくも残念でもあり。明日は久慈市を皮切りに、岩手県沿岸をキャラバンにてまわります。

 【今日の句】どの町も 地域密着 痛感し
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畠山和也
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