畑野君枝衆議院議員を招いた「教職員の変形労働時間制の問題を考える集会」。あらためて党としても共同の輪を広げねばと思いました。そのための条件も学校現場のなかにあると感じました。
今日の集会は党道委員会が主催したもの。会場いっぱいの参加が関心の高さを反映しています。畑野議員は、前国会での質疑や課題を整理しながら約60分の報告。野党が力を合わせて問題点を明らかにしてきたことも紹介され、確信ともなりました。
あらためて「1年単位の変形労働時間制」は「学校のみんなが嫌だというものを、条例ができたからといって、動かすことは無理」(萩生田文科相)というものだと、よくわかりました。「残業ガイドラインが守られなければ導入不可」「勤務時間が不正確でも導入不可」など、安易な導入もできない状況を論戦でつくりだしたことも納得です。
高校、小学校の各先生と菊地葉子道議からの発言もありました。道教委は導入にやる気満々ですし、ガイドラインを守らせるために「時短ハラスメント」など起きれば現場はさらに混乱していきます。学校がギスギスしたものになってしまいます。
私も閉会あいさつで、懇談した校長先生が「先生が笑顔でいられる学校でなければなりません」と話されたことを紹介しました。先生と子どもたちの笑顔を守るために何ができるかと、考えあえる集会だったと思います。
これからは道議会・札幌市議会などでの質疑に移っていきます。会派を超えた共同も、じゅうぶんな可能性があります。道教組・高教組・北教組・札教組と懇談をしたことも通じて、その思いを強めもしました。学校での共同の輪を広げるためにも、引き続き私も汗を流したい。
【今日の句】先生の笑顔を みんな望んでる