学ぶ権利を保障する国に

 本格的な受験シーズンを迎え、明日は国立大入試。まずは健康に気をつけて、どの受験生もベストを尽くしてほしいです。今日は民青同盟のアンケートに私も加わらせてもらいました。

 候補をする前は党道委員会の青年学生部にいて、この時期は学生といっしょに、よく宣伝をしていました。寮やサークルの在校生も校舎案内や「よろず相談」などをしている光景は10数年前と変わらないのですが、今年は新型コロナウイルスの心配もあって在校生・受験生ともマスクをしている人が多かったような。

 その中でも気軽に対話に応じてくれる受験生も少なくありません。「とても学費が気になります。奨学金も給付型の枠は少ないし」「長時間労働の現実に関心があります。自分の身になって考えた時にも心配」「高校のときに友達に呼びかけて、哲学を学ぶ場をつくりました。大学でも同じようなことをしたい」‥‥私が話をした受験生の誰もが、しっかりした意見や考えを持っていました。

 希望もあるけど、今の社会を見れば不安だって少なくない。学んでみたいし、自分でできることがあればがんばってみたい--そういう前向きの思いが、多くの若い世代に広がっていると感じます。大人の側が壁をつくらず、いっしょに考えあうスタンスが大事なんだと思いました。

 だからこそ、お金に心配なく学べる環境を政治がつくるべきだとも痛感します。熱い思いを持っていながら、家庭の事情で進学を選べない人もいるはず。学ぶ権利をしっかり保障する国にしなければ。

 【今日の句】前向きな思いが みんな実るよに
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畠山和也
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