子どもたちとともに
どの子も運動不足でしょうが、わが家の子どもたちは縄跳びに汗をかいています。札幌市教育委員会の「なわとびチャレンジ」で、北海道地図に跳んだ回数分の色を塗るものです。
その地図のタイトルですが、「なわとび全道制覇MAP」。各市町村や島の面積を10分の1にして、その数値分を跳んで色を塗るというものです。それでは最も回数が多い(面積が大きい)市町村または島とは、どこかわかるでしょうか。
択捉島です。
ちなみに最小は上砂川町で、択捉島は上砂川町の100倍以上にも及びます。子どもたちは「●●ってどこ?」と言いながら自治体を探して色を塗っているので、いっしょに北海道のことも学んでくれればと、全道をまわった経験ももとに私から一言を付け加えています。
しばらく子どもたちは縄跳びなどしてないはずなのに、跳び始めたら体が覚えていたかのようにスムーズに跳べたのは、保育園時代の蓄積かもしれません。自分たちで縄を編み、室内外を問わず思いきり体を動かし、下の子は今日もその跳び縄を使っていました。
昨夜は中学3年生の子の数学も教えていたのですが、比例・反比例、確率、証明など、今の子どもたちの学習内容は多いんだなぁとあらためて実感しました。子どもたちの学ぶ権利や環境を、どう保障していくか。教育現場でも模索中だと思うのですが、こういう時こそ学習内容の吟味や厳選の機会と言えるのかもしれません。
子どもたちの心身を健康に維持するためには、大人の心身が大事だとも実感です。久しぶりに私も挑んだ縄跳びは、こんなに体力を使うものだったかと‥‥。
【今日の句】この際だ いっしょに汗を かく日々に