根底の力を大きく

 秋に総選挙かとの観測もありますが、今は苦境にある方々への支援を急ぐ時だし、一方で私自身も党組織としても自力をつける時。うれしいことに先週うかがった東区で、入党されたとの電話がありました。いったん体を壊して党を離れていたのですが、あらためて自分のできるところからと決意してくださったのです。

 こういう1人ひとりのがんばりが、党活動を支えています。おりしも逮捕された河井夫妻へ、自民党本部から拠出された政治資金1億5000万円の原資には政党助成金が含まれるとの報道もありました。政党助成金は、国民1人あたり250円と政党助成法第7条で定められています。税金を買収に使ったのであれば、二重三重に許されない。

 「濡れ手に粟」でお金が手に入れば、このような不正に対しても使うなど感覚がマヒしかねません。河井夫妻は責任をとって議員辞職すべきだし、安倍首相も自民党総裁として、この政治資金の流れについて真相を明らかにする責任があります。本当に責任を感じているのなら、閉会中審査にも出席すべきです。

 このような政党助成金を日本共産党は受け取っていないことも、あらためて強調したいし多くの方に知ってほしい。党員や後援会員お1人ひとりの善意や、しんぶん赤旗の購読料で私たちの党は成り立っています。その根底の力である党員が増えることは、いろんな意味で本当にうれしいものです。

 今日は朝から街頭宣伝。上記のような中身も紹介しました。日本共産党が果たすべき役割はさまざまな分野で大きいと実感しますが、まだまだ反映できていない声があることも事実。「しんぶん赤旗」も、ぜひ多くの方に読んでいただいて日本共産党をお支えください!

 【今日の句】買収の金は どこから出ていたか 
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畠山和也
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