未来にはここから地続きに

 今日は札幌市白石区で青年たちとの「つどい」。高校生から私と同世代の方まで、コロナ後の社会についての意見や政治への要望が次々と語られました。

 「派遣社員です。生活保護より少し上くらいの収入なので、生活は楽じゃない」「介護現場で働いています。コロナ禍でも高齢者を受け入れなければならないし、職員も大変な毎日」「放課後等デイサービスに来るときはマスクをしている子どもたちも、中では外したがる。白い目で見ないでほしい」などなど、語られた働くなかでの実態。

 「コロナで外出を控えながらも家にいることがつらい、と心理的ケアを必要としている人が家にいる。メンタル面の問題も、これからの社会に影を落としていくのでは」「バイトがない大学生同士で集まり、鍋でコメを炊いて食べていたそう。本分である学業に心配なく向かえるようにしてほしい」「高校でオンライン授業といってもできない場合もある、学力格差が生まれたのでは」などなど、まわりでの苦労や課題も次々と出されました。

 私に対しても「なぜ教員を辞めて児童相談所に勤めたいと思ったのですか」「畠山さんなら、どのようなコロナ対策をしますか」「共産党の『7つの提案』に環境問題が入っていないのはどうして」「安心して働く社会にするにはテレワークも必要?」「学校で道徳が教科にされた理由は何ですか」などなど、いろんな質問も寄せられました。

 1時間半ほど交流して感じたのは、若い世代に、このように語り合う場が求められているということ。「友達と話し合う時間もなかったけど、こうやって話を聞いてもらえて認めてもらっていると感じている」との言葉もありました。コロナ禍を経験しただけでなく、自民党政治が行き詰まっているなかで、多くの若い世代が生き方を模索しているのだと思います。若い世代の声に耳を傾けることを大事にしたい。

 今の若い世代は、仕事のことや友人関係、未来への不安など、ストレスに直面することも実は少なくありません。そういう時に支え合える、身近な日本共産党であっていたいとも感じました。誰もがギリギリのなかで生きているんです。

 明日は畑野君枝衆議院議員が札幌に来て「少人数学級を考えるつどい」。明後日は小池晃書記局長が街頭宣伝に駆けつけます。準備も含めて慌ただしい連休ですが、こういう積み重ねが未来へと地続きになっていることを思えば、しっかり取り組んでいきたいです。

 【今日の句】この時間 きっと力に 変わるはず
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畠山和也
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