ワンストップ相談窓口を各地に

 札幌は気温がグンとあがって、春らしい陽気の1日でした。桜の開花が待ち遠しいですね。とはいえ現実に目をむけると新型コロナウイルスの影響は厳しく、今日も経営相談の応対でした。

 「融資といっても返す見通しがたたないものなぁ」。この間、何度も聞かれた言葉が今日も聞かれました。いろいろ相談するなかで雇用調整助成金の活用で落ち着きましたが、こういう総合的な相談窓口を多くつくる必要があると痛感しました。金融機関では雇調金の相談とはならないからです。

 中小・小規模企業向け地域施策説明会・相談会が、道内各地でおこなわれます。申し込み先は道経済部地域経済局中小企業課(011-232-8127)です。事前予約やマスク着用、体温測定など留意事項がありますので、お問い合わせされるといいと思います。

 開催時間はいずれも13:30~16:00で、参加機関は道経済産業局・道労働局・中小企業総合支援センター・信用保証協会・商工会議所連合会・商工会連合会・北海道です。釧路市会場では、釧路市も融資制度等の案内をします。会場は以下のとおりです。お知り合いで経営・雇用で困っている方がいたら、お知らせください。

 4月 9日(木)洞爺湖町文化センター
   10日(金)登別市婦人センター
   13日(月)北海道第2水産ビル8階 8BC会議室
   14日(火)渡島総合振興局 3階講堂
   15日(水)旭川市民文化会館 大会議室
   16日(木)十勝総合振興局 4階AB会議室
   17日(金)オホーツク・文化交流センター 2階大会議室
   20日(月)釧路市役所防災庁舎 5階会議室
   21日(火)阿寒湖まりむ館

 当面の生活資金でお困りの方は、各自治体の社会福祉協議会へ相談されるといいかと思います。生活福祉資金(緊急小口資金)特例貸付という制度があります。新型コロナウイルスの影響を受けて、休業などによる収入の減少があった世帯への貸付です。貸付ですので返済のことを考えると心配という方も、まずは当面の生活のためにご相談されてはどうでしょうか。

 影響のあらわれ方は事業所や働く人それぞれで違うので、先に書いたようにワンストップで相談を受けられる体制が求められています。私たちへの相談も相次いでいますので、しっかり支える立場で応じていきたい。くらしや経営、雇用でのお困りごとは打撃が大きくなる前に、ぜひ日本共産党へもご相談ください。

 【今日の句】タテ割りにならず 丸ごと受け止めを
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畠山和也
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