あらためて共闘の原点に立って

 朝の定例宣伝を終えて、今日は札幌北区へ。後援会員などをまわり、松木けんこう候補の勝利へ力を貸してほしいと呼びかけました。世論調査の結果から「大丈夫でしょ」の声もありましたが、選挙は最後まで何が起きるかわかりません。明日も北区をまわって、しっかりと支援の輪を広げたい。

 あわせて「共産党もがんばってよ」との激励もいただき、今日は赤旗日曜版をお読みいただく方も5人増えました。がんばってほしいからこそ厳しい意見もあれば、複雑な思いの声も。「何度(票を)入れても勝てない」「中国共産党といっしょに見られるのが悔しい」との声が「集い」の場でも聞かれました。だからこそ、こういう語り合う積み重ねが大事。わかりやすく伝えられる努力を、私もしていかなければ。

 地域をまわる合間に、毎月19日に「安保法制の廃止を求める北区民の会」がおこなっている街頭宣伝に参加しました。選挙で支持などを呼びかけない市民活動なのでハンドマイクを用いて、自分の戦争体験を語られたのが今年90歳になる桑山弥壽男・道教育大名誉教授。柏崎市で生まれ、B29爆撃機がピカピカ光りながら爆撃してきた様子を語られて「いつの時代になっても戦争はダメなのです」と力を込めました。

 今の時代、天皇のために命を捨てることが当たり前と思っている方は、どれだけいるのでしょう。しかし当時はそれが当たり前で、自分も軍国少年だったという桑山さん。戦争という暗い時代を終えて、もう戦争しなくていい、日本は平和の国として生まれ変われるという希望に満ちた瞬間を忘れてはいけないのだと、桑山さんの訴えから心に刻みました。戦争を知らない世代だからこそ、しっかりと過去に向き合いたい。

 安保法制=戦争法の廃止を求め、市民と野党の共闘はスタートしました。これこそ共闘の一丁目一番地として、安保法制廃止で一致してたたかったのが5年前の道5区補欠選挙。私も現職だった当時、同じく現職だった松木けんこうさんとも並び訴えたことを思い出します。原点に立ち返り、市民と野党の共闘を前へ進める結果を、道2区補欠選挙でも出していきたい。私も役割を果たします。

 【今日の句】平和への 原動力は 地域から

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畠山和也
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