この差別や不公正をなくそう

 朝の定例宣伝を終えて、今日は札幌東区へ。平岡だいすけ前札幌市議とまわりました。演説後に拍手をしてくれた方は「LGBT当事者です。ジェンダー平等と(プラスターに)あったので聞いていました」と教えてくださいました。

 昨年3月、同性婚を認めないのは憲法違反だと、札幌地裁が判断を示した衝撃は忘れられません。国際的には当然の権利として広がっているのに、日本でこのような判決が出て衝撃を受けること自体が、いかに日本がジェンダー平等から遅れているかを示しています。声をかけていただき、この1年前の判決が私の中でもよみがえりました。

 誰にでも幸福を追求する権利があります。同性カップルだから社会的不公正は当然、ということはあってならないはずです。同性婚や選択的夫婦別姓は多くの政党が賛成しているのに、強い反対が多い自民党によって実現できないでいます。いつまで世界から遅れた日本のままでいるつもりなのか。くりかえし私も訴えていきたい。

 ところで知床観光船事故は亡くなられた方が増えており、冷たい北の海で辛かっただろうと胸が痛みます。今後について会社側が社会的責任を果たすとともに真相究明が必要ですが、国交省はじめ関係機関の監督責任という角度も、しっかり検証される必要があると思います。観光でも交通でも、多くの人命にかかわるだけに当然です。

 偶然にも、今日はJR西日本・福知山線の脱線事故から17年。現場の凄惨さに、ただただ驚くばかりでした。過密ダイヤや人員削減など「安全より効率」が背景にあったことが大きな問題で、国民の安全と命を守るためには安全規制や監視・監督で国の責任が果たされる必要があります。この教訓は、しっかり今回も生かされるべきです。

 街頭宣伝に参加されていた党員さんがイチゴを差し入れてくださり、事務所スタッフでおいしくいただきました。支えと激励を受けて、明日もがんばります。

 【今日の句】誰にでも 幸福になる 権利あり
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畠山和也
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