菅首相はどこを見ているか

 緊急事態宣言でも五輪は開催し、これまでの対策の反省も具体的に示さない。これで国民の協力や信頼を、どうして得られるのか。菅首相の会見を、これまで以上にウンザリした気持ちで聞いたのは私だけでしょうか。

 野党は五輪開催前に臨時国会を開くよう要求しました。そもそも緊急事態宣言の発出を決めながら、菅首相が国会質疑に応じないとは国会軽視ではないのか。五輪やコロナ対策のみならず、熱海市の土石流被害や各地の豪雨災害も心配されるなか、国会で質疑できるようにしておくべきです。

 国民にも国会にも向き合う気がないのなら、政権交代しかない。今日は名寄市から始まり、剣淵町・和寒町・比布町・当麻町をまわりました。川村幸栄・名寄市議、遠藤春子・比布町議、加藤功・当麻町議らとの街頭宣伝には、党員・支持者のみなさんが駆けつけてくださいました。名寄市では仕事の手を休めて演説を聞きにきてくれた方もいて、本当にありがたいです。

 比布町では椅子まで用意されていて、まさに街頭演説会。途中から雨が降り出してしまったのは残念でしたが、やっぱりリアルに話を聞けることを待ち望んでくれていたのだと嬉しく思いました。和寒町でも20人近い方が来てくださり、札幌市の人口に当てはめると約12,500人にもなります。1回1回をていねいにと、背筋が伸びる思いで訴えました。

 当麻町では届いたばかりの7/11付「しんぶん赤旗」日曜版を手にしている方が。1面は東京都議選の結果の詳報で、当選した全議員の集合写真が載っています。本当に良かったですよねと話すと、「3回連続で議席が前進したのは革新都政以来と聞きました。ちょうど、その時に東京でも共産党を応援していたんです」とのこと。今回の結果は涙が出るほど嬉しかったと、はじけるような笑顔で語られました。

 今度は総選挙。今日の会見を見ても国民の命と健康を守る本気さが見えない菅政権を続けるのか、1人ひとりの命と尊厳を守る政治へ切り替えるのか、分かれ道の総選挙になります。市民と野党の共闘こそ政権交代の道だし、なかでも日本共産党の議席が増えてこそ、その力が大きくなります。いったん札幌へ、明日は要請やオンラインつどいなどに取り組みます。

 【今日の句】国民に 向き合う気さえ ないのでは
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畠山和也
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