緊急の医療施設を早く

 全国的に重症者が増えているもと、まだ政府は「原則自宅療養」を続けるのでしょうか。今日の街頭宣伝でも撤回をと訴えると、手話の方も含めて次々と激励が。国民を突き放すような政治なら、一刻も早く代えなければとの思いが強まります。

 もう各地で自宅療養や宿泊療養で亡くなる方が出ているもと、緊急の医療施設を確保できるように財政支援や医師会などとの連携を急ぐべき。医師会からも同様の提案が出されているのに、政府が実現の障害になっているのでは腹立たしい。医師の訴えを聞かずして、どうやって命を守るというのでしょうか。

 一方で、緊急事態宣言など延長された期日が9月12日となったことで、自民党総裁選と解散総選挙の日程で、いろんな憶測が流れています。どんな日程になろうと、必ず政権交代をめざすのみ。あわせて北海道での日本共産党の議席奪還こそ、政権交代の確かな力だと今日も訴えました。

 ところで、今年は私の入党30年の年。日本共産党は党員30年の節目を「永年党員」として、また入党50年の方は「50年党員」として記念証書をいただきます。北海道委員会の贈呈式に参加して、青山慶二道委員長から証書をいただきました。永年と名がつくほど続けてきたというより、あっという間に30年が経っていたというのが率直な思いです。

 30年前は、中国の天安門事件に東欧・ソ連の崩壊が相次いだ年で、私自身も日本共産党には偏見しかありませんでした。大学時代の信頼できる先輩が、たまたま党員だったからこそ今の私があるのです。当時は率直に言って日本共産党が前進できるとは思えませんでしたが、今や市民と野党の共闘で政権交代をめざすところまで来たのですから本当に感慨深い。

 同席されていた50年党員の先輩との懇談では、なぜ日本共産党は揺るがないのかという話になりました。公務職場で勤めていたこともある先輩が曰く、「理論的に揺るがないからでは、ないでしょうか」。議員一人ひとりというより政党としてもフラフラしているところもあり、確かに土台がしっかりしている党なのだと再認識です。

 学んでこそ成長、学んでこそ歴史を拓く力。私も初心に帰って、がんばりぬきたい。

 【今日の句】責任を 避ける総理は 資格なし

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畠山和也
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