これで消費税増税なんて

 今日は中小企業家同友会から始まり、道労連など5団体との懇談、昼には紙智子・岩渕友の両参議院議員とも宣伝に。夜は青年との企画・街角トークライブ! 盛りだくさんの1日になりました。

 各団体との懇談で意見交換が盛んになった1つが、消費税増税と最低賃金の引き上げでした。人手不足が深刻化するもとで雇用環境の改善が必要であることは、労使ともに一致していると思います。しかし、人件費の新たな原資が必要になることから、政治の力が必要との議論となったわけです。

 「消費税増税で、消費減少に拍車がかかるのではないかと心配されている」「ポイント還元の対応も4分の1ほどで、導入の有無で格差が広がらないか」「駆け込み需要への動きがない」など消費税にかかわる対応や、フリーランスが増えるなかでインボイスへの対応も大丈夫かとの疑問もありました。このまま増税に突っ込んでいいのかと、あらためて実態を聞くと痛感します。

 道労連との懇談では、看護や介護、福祉、保育などの働く実態と運動についての話をうかがしました。給与アップへと国が条件づける加算についても、働く当事者の負担とともに手続き上で事務の負担もあることも出されました。やっぱり報酬本体の引き上げで労働条件を改善する、本筋へ政治が力を注ぐべきだと私も応じました。

 先日、緊急集会をおこなったJR問題では、共闘の課題としても進んでいることが交流されました。今日の懇談全体に言えることですが、あまりに多くの重大課題があるだけに、連携や共闘の力を発揮することが大事だとつくづく感じます。国会活動も、それに応えられるようにしたいと紙・岩渕の両参議院議員から述べました。

 他にも農民連、新日本婦人の会、高教組、自由法曹団などと相次いで意見を交わしましたが、少ない時間ながら中身は濃密。それだけ安倍政権のもとで行きづまりと反動的打開が目立ってきている証拠だと思います。北海道の運動と手をつないで、国会活動にも反映できるように私も力を尽くしたい。

 昼には消費税増税ストップを!と、そろって街頭宣伝。3人がマイクを握るのは、あまりなかったことかもと写真を見ながら感じました。署名に応じる方、じっと話を聞く方などの姿もありました。このまま増税したら、くらしと経済へ大きな打撃になると懇談を通じて感じただけに、3人とも訴えに力が入ること!

 夜は青年たちとの街角トークライブ。街頭演説でなく、それぞれの仕事や生活の実態、社会に対して「おかしい」と思うことなどを出し合ってトークするというものです。

 どれだけの人が聞いてくれるのかと思いましたが、青年のリアルな話を関心もって聞いてくれていたように思います。「若い人の自殺が多い国なんておかしい」「奨学金を月3万円返している」などなど、自分ごととして受け止めて聞いていた方もいたのではないのでしょうか。私も「苦しいのは自分のせいじゃない。こうやって声にしていこう」とスピーチ。ちょっと緊張したかな。

 明日も両議員と懇談へ、夜は市民の風のみなさんとの懇談です。

 【今日の句】返すなら 増税するなと 何度でも
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畠山和也
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