令和6年第2回定例会で一般質問を行いました!

令和6年第2回定例会で一般質問を行いました!

質疑の概要はこちらですニコニコ

 教育環境の改善と
共生社会の課題解決に向けて
 

  1 不登校といじめ対策について

 

1. 区独自の不登校特例校の設置計画について区長の見解を伺う。計画がない場合、近隣自治体の特例校との連携強化の必要性について区長の意見を伺う。
・ 現在、東京都では設置が困難な現状があります。
・ 近隣に連携先がないため、今年度より八王子市立高尾山学園の校長を区の不登校対策検討委員会の委員としてお迎えし、指導助言を受けながら不登校対策の充実を図ってまいります。
・ 今年度、スクールソーシャルワーカーを全中学校区に配置し、中学校3校に不登校対策支援員を配置しています。
・ 来年度に向け、不登校支援員を全中学校に配置して支援の充実を図ってまいります。(教育長)


2. いじめ加害者への指導とケアの明確化、被害者の安心確保の重要性について区の見解を伺う。

いじめ対策における加害者更生と被害者支援の両立に向けた区の取り組みを問う。
・ 加害の子供については、いじめの行為を行う背景に配慮しながら、他人の痛みを理解し、自分の心と向き合い、行動をコントロールする指導を組織的・継続的に行っております。
・ 被害の子供につきましては、教員やスクールカウンセラーの面談等により心のケアに努めております。
・ 双方の子どもと、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、関係諸機関が関わるなかで、子どものケアを行い、安心して学校に通えるよう支援を行うとともに、支援を継続してまいります。(教育長)

 

  教育へのゲーム活用について

 

3. 区内小中学校におけるゲームを活用した教育の現状と課題について伺う。
・ デジタル化された「としまこどもカルタ」を活用して地域学習を行ったり、ゲーム要素を含むアプリを活用して様々な学習に取り組んでおります。(教育長)


4. 遊びながら学ぶことの教育的意義について区長の見解を伺う。ゲームの有用性について区長の想いを伺う。
・ 遊びは、試行錯誤を繰り返しながら思考を深めることのできる手段であり、教育的意義があると考えております。
・ ゲームには明確なゴールがあり、児童生徒のモチベーションを高めることが最大の有用性であると考えます。(教育長)


5. ゲームの教育利用拡大に向けた今後の方針を伺う。
・ 現時点では、今後のゲームの活用の可能性を慎重に検討するため引き続き、情報を収集してまいりたいと考えております。(教育長)

 

  外国人との共生推進について

 

6. 相次ぐ外国人住民とのトラブルについて、まずは事例の収集を進めるべきと考えるところ、見解を伺う。
・ 区に寄せられる外国人に関わる苦情として、生活騒音やごみの出し方に関する声が多くなっています。
・ 7月1日、本庁舎4階の区民相談コーナーに、新たに「外国人相談窓口」を開設いたします。
・ 窓口での相談内容や、お困り事の事例は、次なる支援の材料となりますので、連携機関とは、それぞれの取組みの中で見えてきた課題や対応事例等について、定期的に共有し、本区窓口の対応力向上につなげてまいります。(区長)


7. 日本語の通じない外国人住民へのアプローチ強化の必要性について区の認識を問う。
・ ホームページにおいて「外国人のための生活インフォメーション」や「生活ガイド動画」を掲載し、生活情報にかかる周知を行うとともに、昨年度より、ホームページの多言語対応を121か国にまで拡充しております。(政策経営部長)


8. 戸別訪問など、きめ細やかな対応の拡充が必要であると考えるところ区の見解を伺う。
・ 区では常時、ごみ出しルールが守られていない外国人が経営する店舗や、騒音などでトラブルになった外国人世帯などにおいて、個別に訪問することにより、時には毅然として、個々の状況に応じて、丁寧に対応しております。(政策経営部長)


9. 外国人住民の町会加入促進と地域イベントへの参加奨励の重要性について区の見解を伺う。
・ 7月より転入時に「多言語版 町会紹介チラシ」を配布するなど、外国人の町会加入促進に向けた取組を進めてまいります。(政策経営部長)

  動物との共生に向けた取り組みについて

 

10. ハトへの餌やり行為への対策強化を東京都に求める考えはあるか。

動物愛護管理法に基づく行政処分の可能性について都との連携を模索してほしいが、見解を伺う。
・ 区に寄せられたハトの給餌に関する相談に対しては、これまで、給餌禁止看板の設置や公園巡視員によるパトロール、清掃活動など、対策を講じてきております。
・ 動物愛護管理法に基づく処分等については、必要に応じて、東京都と協議してまいります。(環境清掃部長)


11. 野良猫への無秩序な餌やりの問題点について区の認識を伺う。

地域猫活動の推進など、適切な餌やり管理の周知徹底策を問う。
・ 区では、野良猫を増やさず、野良猫による環境悪化を防止するため、「地域猫活動」を推進しています。
・ 今後も、地域猫活動の意義とその理解が進むよう、地域協議会等と連携しながら、普及啓発に努めてまいります。(健康部長)


12. 荒川区では、平成20年に「荒川区良好な生活環境の確保に関する条例」を制定し、不適切な餌やりや廃棄物等の放置によって生じる生活環境被害の防止に取り組んでいる。

豊島区においても、こうした問題への対策強化が求められるところ、荒川区の条例を参考とした、豊島区版の「良好な生活環境の確保に関する条例」の制定に向けた区の見解を伺う。
・ 本区では、野良猫の数を増やさず、地域猫として住民の生活環境が守られた状態で地域が見守る「地域猫活動」を推進しており、生活環境被害減少に効果が出ているため、現在のところ、荒川区のような条例を制定することは考えておりません。(健康部長)

 

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入江あゆみ
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