解党による合併新党は149名の陣容で、本日国会議員総会が開催され、新代表・新党名選挙が行われた。泉健太代表候補と掲げる党名「民主党」、枝野幸男代表候補と掲げる党名「立憲民主党」、で代表は二人の内の一人、党名は二人が掲げる党名以外も可としての投票だった。
結果は、枝野候補107票対泉候補42票、立憲民主党94票対民主党54票でその他1票で、枝野幸男代表と新党名「立憲民主党」が決定した。これで、ここまでの新党協議についての条件は整理され、あとは国民民主党は明日の党大会で解党決議、そして来週の15日(火)に新党結党大会で正式に発足する。もちろん、今日の選挙を経て、おそらく早急に執行部の主要人事が決定することだろう。いずれにせよ、来週15日の同日に行われる自民党総裁選で新総裁すなわち次期総理が決定すれば、あっという間に解散ムードが高まるだろう事から、新党執行部は、目前の解散総選挙の対策に実効ある対策が迫られることになる。逆に言えば、この野党の混乱に乗じて解散!というのが、与党の常套手段でもある。 速やかな、選挙区調整と政権政策の提案を行っていかなければならない。その準備の大変さは、過去三回の負け続けている総選挙と比較しても、相当のものだと思われる。
ある意味、自立した候補者としての判断が求められるということだ。新党代表も決まり、党名も決まり、再び受皿となる政党作りに邁進しなければならない。