コロナ対応、GoToTravelキャンペーン・・国と都の対立

 最近、また新型コロナウイルスの感染が拡大している。7月22日のコロナ感染者は、東京都238人のみならず、神奈川県68人、埼玉県62人、千葉県40人、大阪府121人、兵庫県30人、愛知県64人、福岡県61人と急増しており、全国で795人と、過去最多になってしまった。 7月9日が224人、10日が243人、11日が206人、12日が206人と4日連続で200人を超えて、皆驚いたが、この傾向が全国に拡大しているのである。 経済活動の再開とともに感染が再拡大するのは当然とも言えるが、拡大のスピードと規模が予想した以上であり、大きな社会不安となりつつある。 今回の感染拡大の特色は、第一に、20代、30代の若者が7〜8割を占めていることであるが、中高年にも感染が拡大しつつある。 第二は、ホストクラブ、ナイトクラブ、キャバクラなど夜の歓楽街で営業する店から多発していることである。 営業を再開するための条件としてPCR検査を従業員に受けさせた結果、無症状で元気な若者が陽性であることが判明したのである。しかし、感染者が出ると1〜2週間は営業を中止せざるをえなくなるので、検査を受けない店も多い。  今は少し危機感を持ったようだが、当初、小池都知事は、検査数を増やしたので、陽性数が増えたのであり、さほど心配する必要はないという姿勢で対応してきた。しかし、陽性の若者続きをみる

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