2月定例県議会開会

我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

本日より、任期最後となる2月定例千葉県議会が開会しました。

 

任期4年間の中でももっとも多忙な時期へと突入です。

 

今回、熊谷知事より提案されました案件は令和5年当初予算案、令和4年度2月補正予算案、各種条例案等85議案

一般会計の予算規模は2兆1,971億2,500万円

 

主な事業内容をお伝えしていきます。

(※赤字はこれまで私や会派代表質問において議会で質疑や要望をしてきた政策)

 

●防災減災対策

➡津波浸水予測システムを活用した防災訓練

➡被害想定調査などの実施

➡防災行政無線や消防救急無線の更新

➡一宮川流域をはじめとする河川の浸水対策、海岸保全施設整備

➡小規模河川への水位計・監視カメラ設置

盛土を含む土砂災害対策の強化  等

 

●経済

➡産業誘致・創出を図るために千葉県経済をけん引していくことが期待される地域の調査

➡成田空港の機能強化

➡京葉臨海コンビナートの脱炭素化、洋上風力発電の導入、水素の利活用で地域経済の活性化に繋げる調査

➡県内へ立地する企業の助成について賃借での立地を対象とする制度の創設

➡革新的な技術を有するベンチャー企業への短期集中的な伴走支援

中小企業振興資金の必要額を確保

➡中小企業の人材不足解消のためのマッチングや在宅ワーク導入支援 等

 

●観光

➡ワーケーションについて企業における制度導入促進

➡観光プロモーションや教育旅行誘致

 

●農林水産業

青年就農者支援など次世代を担う人材の育成と確保

➡有害鳥獣対策の担い手確保

➡飼料用米当への転作

➡農地集積の推進

スマート技術の活用

➡廃プラスチックの排出量削減

➡飼料の生産面積拡大につながる資機材の導入支援

➡銚子漁港の整備加速

➡水産総合研究センターの再編整備

➡「千葉料理」として考案した「黒アヒージョ」のブランド化

台湾への輸出拡大に向けたプロモーション

 

●社会資本整備

北千葉道路などの道路ネットワーク整備

➡銚子連絡道路や長生グリーンラインの一部区間に令和5年度の供用開始を目指す

➡圏央道の整備促進

通学路の安全対策(我孫子市89箇所中87箇所対策済)

鉄道駅のバリアフリー設備整備への助成(我孫子駅エレベーター、天王台駅ホームドア対象へ)

 

●医療福祉

医師・看護師確保

➡医師少数地域で働く医師への支援

➡24時間の往診体制

➡発達障害児等のオンライン診療体制の構築に向けたモデル事業の実施

がん患者のQOL向上

➡若年がん患者の在宅療養支援

➡医療的ケア児等の短期入所事業所の開設支援

➡介護事業所にコミュニケーションロボット導入のモデル事業実施

➡千葉リハビリテーションセンタ再整備工事

 

●子ども施策

➡自然保育の推進

➡子ども医療費助成制度の拡充して自己負担額の上限額導入

児童相談所の新設と建て替え

児童相談所職員増員

➡子ども家庭110番体制強化

➡ヤングケアラー相談窓口設置

 

●教育

➡公立学校給食費を市町村と連携して第3子以降無償化

➡理数教育の指導充実のため、公立小学校に県独自の専科教員の配置、増員

教員不足解消(スクールサポートスタッフ増員、部活動指導員配置への助成など)

➡県立高校におけるデジタル教材の導入及びDX専門人材配置

➡スクールカウンセラー配置増員

県立学校のトイレ改修の前倒し

➡県立高校の特別教室の空調整備

➡特別支援学校の新設に向けた改修工事

部活動の地域移行に向けた環境整備(市町村が地域移行するための協議会設置、運営団体等の整備など統括コーディネーターを配置します。さらに補正予算で指導者リストを市町村と共有する人材バンクを設置)

 

●自然・環境

➡特定外来生物の捕獲強化

外来水生植物の計画的駆除

➡若い世代が企画した環境保全活動の支援

➡カーボンニュートラルの実現に向けて家庭における電気自動車等の導入

➡省エネに資する事業者の取組支援

 

●デジタル技術活用

➡各種納付手続きのキャッシュレス化

➡県立学校の入試手続きオンライン化

➡運転免許手続に係る事前予約システム等の整備

➡民間の専門人材を活用して市町村が行うシステムの標準化を支援

デジタル技術を活用した県庁の業務改革

 

細かくひとつひとつ説明していくと膨大な量となってしまいますが、簡潔にわかりやすく千葉県の予算がどんな事業に使われるのか、ということを県民の皆様にお知らせしております。

 

この中で、この施策についてはもっと知りたい、などがありましたらお気軽にご連絡ください!