【水野ゆうき代表質問④】手賀沼及び印旛沼とその河川流域の外来水生植物対策強化を!

こんにちは、我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

本日のブログは『外来水生植物』についてお伝えしていきます。

 

ナガエツルノゲイトウやオオバナミズキンバイ等の外来水生植物対策については、これまでも継続して質疑や要望等で対応を求めてきましたが、外来水生植物は生息域を拡大して全県的な広がりを見せており、待ったなしの状況です。

 

 

 

代表質問では特に繁茂が拡大している手賀沼及び印旛沼とその流域河川について質疑を行いました。

 

 

熊谷知事には手賀沼まで視察にお越しいただいた上で、今年度当初予算では手賀沼及び流域河川だけで約2億1千7百万円の予算を計上し、印旛沼と合わせると約3億3千万円と大幅増としていただいたものの、いくら駆除しても終わりが見えない状態です。

 

 

 

そこで、今定例会においても補正予算にて、ナガエツルノゲイトウ特別対策事業として1億950万円を計上していただきましたが、外来水生植物は拡大力・再生力が強く、駆除した箇所についても、わずかに残った個体から再生するため、粘り強く、根本から駆除する必要があります。

 

 

水野質問:印旛沼及び手賀沼において、県が駆除を行った後に再繁茂や漂着が確認された箇所の対策は、どのように行っていくのか。

 

 

熊谷知事答弁:

●県では、ナガエツルノゲイトウ等の外来水生植物の駆除にあたっては、流入河川など沼の上流部から進めることにより、下流域への拡散防止を図っているところです。

●しかしながら、繁殖力が強く、過去に駆除したエリアでの再繁茂が確認されていることなどから、令和2年度以降実施している計画的駆除の中で駆除済みエリアも監視しています。今年度も、手賀沼においては既に7月中旬から開始し、再繁茂や漂着が確認された場合には、その場で直ちに駆除を行うなどの対応をしています。

●さらに印旛沼においても同様に監視・駆除を実施するとともに、今後は、流域市町や市民団体等と連携して再繁茂や漂着しやすい箇所の把握を進めることにより、早期発見、早期駆除に努めてまいります

 

水野質問:2点目は湖沼における外来水生植物防除事業補助について。

県では、昨年度より、印旛沼及び手賀沼とその流域河川において県民の皆様が外来水生植物を駆除する活動経費に助成を行っており、私自身も採択された団体の駆除作業に今月、参加をしてきました↓今年、昨年の様子

 

地元中学生と駆除作業中

 

 

 

外来水生植物の対策には地域の団体等の協力が不可欠であると認識しています。

湖沼における外来水生植物防除事業補助について、昨年度の効果と今年度の県の取組状況はどうか。

 

黒野副知事:

●県では、昨年度、外来水生植物の駆除活動を行う市民団体4団体に対して補助金を交付し、県の水草刈取船による大規模な駆除では対応が困難である水辺において、機動的できめ細かい駆除を行っていただきました。

●また、各団体の取組に地元の高校生や中学生、多くの住民等が参加することで、印旛沼や手賀沼の現状を広く知っていただくきっかけとなり、普及啓発の面でも大いに効果があったと認識しています。

●今年度はより多くの団体に応募いただけるよう、補助対象となる経費の範囲の 拡充や申請しやすい工夫などを行った結果、昨年度を上回る6団体から応募がありました。

県としては、今後も市民団体と相互に情報共有するなど連携を深め、駆除に取り組んでまいります。

 

水野質問:3点目は、県内の農地で確認されている外来水生植物について。

外来水生植物は農業水路にも繁茂することがあり、泥上げなどで畦畔に引き上げられた際、そこへ根付いてしまったり、農機に付着したことで農地へ侵入する可能性あり、作物への被害も出かねない状況です。

私自身も地元農家からのご相談を受け、直接視察してまいりましたが、勢いよく繁茂してしまい、かといって駆除のために農薬を使うとエコ認定を受けられなくなる、などといった懸念もあり、対策に苦労しているのが現状です。

 

 

一旦まん延すると対策が困難であるため、まずは侵入させないことが重要であり、農家の皆様に周知するとともに対策についてなんらかの手引きは必要不可欠であると思います。

そこで伺います。

外来水生植物の影響を受ける農家へのサポートをするべきと考えるがどうか。

 

熊谷知事答弁:

●外来水生植物は、水田に侵入・繁茂すると、減収や作業性低下の要因となることから、県では、湖沼や河川等での駆除の推進と併せ、農業被害の拡大防止にも取り組んでいます。

●特に、ナガエツルノゲイトウについては、発生地域の拡大が懸念されていることから、農薬による防除方法等の技術指導を農業者に対して行うとともに、その見分け方や水田への侵入防止対策を促すチラシを作成し、先月、県内全域に配布をしたところです。

●また、農業水路における分布状況の調査や、より効果的な対策の検討のほか、各種研修会等の場を通じて防除方法の周知を図る経費を9月補正予算案に計上したところであり、引き続き、外来水生植物の拡大防止に向けて、農業者や土地改良区等を支援してまいります。

 

 

水野要望:

早期発見・早期駆除が何よりも大切であり、これ以上拡大させないために、状況に応じて、新たに発見した際は適宜補正予算等で対応し、駆除に積極的に動いてほしいです。

これまでも繰り返し申し上げていますが、効率的に早めに駆除し、最小の被害に抑えることで財政負担の軽減にも繋がります。

熊谷知事には5月24日、関東地方知事会議にて国への要望として、外来水生植物の対策の予算確保を提案していただいていますが、県単独では予算には限界があるため、引き続き、国に対して要望を継続していただきたいです。

議会でも取り上げてきましたが、外来生物法により、特定外来生物に指定されたものについては、運搬や野外へ放つことなどが原則禁止されていることからも農家の方々への適切な指導等が必要不可欠ですので、丁寧な説明と相談対応を要望します。

 

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手賀沼と印旛沼とその河川流域に繁茂拡大していたことから、県議1期目から継続して質疑・要望を行っておりましたが、いまや全県的な広がってきてしまっています。

今定例会の補正予算でも対策費が計上されていますが、今回も強く訴えた通り、外来水生植物については早期発見・早期駆除が原則です。

 

継続して取り上げて、取り組んでいきます。