【水野ゆうき代表質問⑤】支援が必要な子どもたちの施策~医療的ケア児保育支援事業~

こんにちは、我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

今日の代表質問は支援が必要な子どもたちの施策として『医療的ケア児保育支援事業』を取り上げます。

地元・我孫子市とも連携しながら、入念に現状を教えていただき、質問を行いまして、熊谷知事にご答弁をいただいたものです。

 

これまでモデル事業として実施されてきた国の医療的ケア児保育支援モデル事業が令和3年度より医療的ケア児保育支援事業として一般事業化されました。

 

医療的ケア児及びその家族に対する支援の基盤が作られる一方で、自治体や施設では、受け入れの態勢整備に苦慮しているというのが実情です。

 

例えば、保育所等において、医療的ケア児の受入れを可能とするため、看護師等の基本単価分で1施設当たり529万円の保育対策総合支援事業費補助金はあるものの、市町村も1/6の負担が必要です。

保育施設等の医療的ケア担当看護師を医療機関勤務の看護師と同等の給料単価で雇用するだけの予算の確保は難しい上に、実際に一人の医療的ケア児を受け入れる場合、地元・我孫子市では休暇や疾病等での不在を防ぐために看護師最低2人を配置していますが、補助金は医療的ケア児1人に対して看護師1人分となっています。

 

現在、医療的ケア児の保育園入園の相談が増えていますが、当然保育園は病院ではないために、全ての医療的ケア児を受け入れることは難しいのです。

国からの通知により各自治体において受入れ等に関するガイドラインを作成しているものの、国または県では保育園等で対応が難しいケースを示していないため、定員や保育時間、施設の環境整備面、医療機関との連携等で数々の課題を抱えている実態があります。

さらにはコロナ禍で看護師不足もあり、保育施設等で看護師の確保ができないことも大きな課題となっております。

 

 

水野質問:

保育所等での医療的ケア児の受入れに必要な体制整備について、県のさらなる支援が必要と考えるがどうか。

 

 

熊谷知事答弁:

〇保育所等で医療的ケア児を受け入れるにあたり、人工呼吸器の管理や定期的な 喀痰行為を行うため、看護師や専門性の高い知識を有する保育士の配置など、適切な支援を実施する体制が必要と認識

〇県では、医療的ケア児を受け入れる保育所等に対して、看護師配置に係る人件費や、保育士等が医療的ケアを行うために必要な研修費の補助を行うとともに、国が作成したガイドラインや、好事例の紹介等を行っているところ。

保育の実施主体である市町村と連携をし、医療的ケア児の支援に求められる課題の把握に努め、体制整備に必要となる職員配置等への支援を国に要望する

 

水野要望:

基礎自治体としては一人でも多くの医療的ケア児を受け入れたいと思っていても、看護師の確保が困難なことや環境整備に加え、2名以上雇用する必要性からも、現在の補助金制度では市町村の負担があまりにも大きすぎます。

また、入園を希望する医療的ケア児を受け入れられなかった場合、待機児童に換算されるとのことです。

本事業は国の事業であることからも市町村の負担がないよう、県としても国への要望も検討していただけるとのことでしたので、受け入れる側の保育施設や市町村に寄り添った支援を要望します。