「保険あって介護なし」でいいのか

 今日は札幌市厚別区で訪問や懇談、後援会の定例宣伝に参加など。足を止めて聞いてくれた方から「がんばってくださいよ」との激励もあり、本当にありがたい。元気をいただきました。

 訪問先では私に初めて会うという方も多く、「親を介護しています。訪問介護の利用料の高さが響きます」「生活が苦しいというほどではないけど、年金が上がらないから楽ではない」など、身の上話も聞きました。政治は暮らしの声が出発点と、あらためて実感します。

 後援会で介護についての学習会をするというので、私も最初に一言あいさつ。保険料は介護保険が始まった2000年から倍になり、要支援の方は介護保険サービスから外され特養ホームは順番待ち。「保険あって介護なし」とは、このことです。

 何より働く方が、利用者さんの命と健康を守るためにコロナ禍では身を削り、トラブルや心が痛む事態があっても献身的にがんばり、介護現場を支えてきました。この献身さに、政府が応えるべき。ボランティアではないのです。

 私のいとこも介護施設で働いているのですが、「国は現場のことを知っているのか」と腹を立てていました。介護の社会化と始めた介護保険も、今こそ検証と国の抜本的支援の強化が必要です。

 「米国が日本を守ってくれているのでは」と話された方がいました。米軍は日本を戦闘拠点としていること、武器や農産物を買わせていることなど言いなりの関係じゃないでしょうかと、私からの話をウンウンとうなずいて聞いてくださったのが印象的でした。

 参加されて元気になったという後援会員さんが「しんぶん赤旗」日刊紙を読むよ、との嬉しい一言も。展望が見えてくれば、元気が湧いてもきます。前向きな話を広げていきたい。

 さまざまな出会いがあるから足を運びたくなるし、そこで仲間が増えたら嬉しさ倍増です。こつこつと地に足つけて、がんばりたい。

 【今日の句】総理から 介護の話 あったかな
PR
畠山和也
PR
はたやま和也をフォローする
政治家ブログまとめ