我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。
新しい1週間が始まりました。
今週も元気に頑張ります。
千葉県議会では今週も本会議における一般質問が続きます。
通勤中に読む本を毎日、議会図書室にて漁っており、今週はこちらの3冊にしました。
たまに自分で購入したくなるほど素晴らしい書籍にも出会えるので、毎日のように議会図書室に通っています。
休憩時間やお昼休みはひっきりなしに職員の皆さんが議案等の説明にお越しになります。
「むむ??」と思う内容について、しっかりと納得するまで聞いています。
さて、本日は我が会派「千葉政策議員団」の代表質問のうち自転車用ヘルメットについてお伝えしていきます。
【自転車による交通事故とヘルメット着用推進】
≪質問≫
県内で昨年に発生した交通事故の死者数は前年より3人多い127人で2年連続増加しています。
なかでも自転車乗用中の死者17人のうち、11人が頭部の致命傷により死亡しており、ヘルメットを着用していれば救える命もあったに違いありません。
自転車乗車時のヘルメット着用は、昨年努力義務化されていますが、昨年7月の調査では千葉県内のヘルメット着用率は全国39位の6.4%と、全国平均13.5%よりもかなり低い数値です。
自転車乗車用ヘルメットの着用が進んでいない状況を踏まえて、県警では今後どのように取り組んでいくのか。
≪答弁≫
・自転車乗用中の交通事故による被害を軽減するためには、頭部を守ることが非常に重要であり、ヘルメットの着用率向上は重要な課題となる。
・県警では、自転車指導啓発重点地区・路線等における指導取締りの機会においてヘルメット着用を促すほか、各種のキャンペーン、交通安全教室、SNS等を活用した広報啓発活動に取り組んでいる。
・高校を始め各学校においてヘルメットの着用を校則等に盛り込むこと、自治体によるヘルメット購入費の一部助成などを検討していただくよう、教育長等への働き掛けをしているほか、自転車の販売店や自転車シェアリング事業者等による着用の呼びかけをお願いしている。
・今後も、関係機関・団体と連携しながら、自転車利用者のヘルメット着用を促すための取組を推進していく。
≪再質問≫
千葉県では令和6年度より自転車用ヘルメットの購入補助制度を始めますが(※)、市町村が補助する場合に、その経費の一部を県が負担するということになると市町村任せになってしまいます。せっかくの制度ですので、なるべく多くの市町村に活用していただきたい。
ヘルメット購入補助制度を始めるに際して、市町村にどのように働きかけていくのか。
(※)令和6年度新規事業:
自転車乗車用ヘルメット購入補助事業
予算額 39,000千円
市町村が実施する自転車乗車用ヘルメット購入助成事業に対し助成します。
[補助率] 1/2以内
[補助上限額] ヘルメット1個あたり1,000円
市町村ごとの上限額 人口×1.5%×1,000円
※安全基準(SG マーク等)を満たしたヘルメットが対象
≪答弁≫
補助制度導入の際に、改めてヘルメット着用の重要性や着用率の状況などについて共有するとともに、県の補助制度の詳細について可能な限り早期に情報提供していく。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
自転車乗車時にヘルメットを着用することで確実に死亡事故を軽減できます。
校則に盛り込むのみならず、千葉県としても市町村が実施するヘルメット購入事業に対して助成をしていく予算を計上しておりますので、まずはヘルメットを購入の際はお住まいの自治体でヘルメット購入助成事業を行っているかどうかをご確認ください。
そして、県が予算の盛り込んだことによって、これから新たに助成事業を始める市町村も出てくる可能性もありますので、自転車に乗られる方は自治体の施策を注視することをお勧めします。
県庁では地下の販売所にて職員向けにヘルメットを販売するという情報も入ってきています。
令和5年4月1日から、全ての自転車利用者に対する乗車用ヘルメットの着用が努力義務となりました。
自転車事故防止のために、大切な人のために、自転車ユーザーはヘルメットを着用していきましょう!