我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。
昨日は20年前に卒業した母校・津田塾大学総合政策学部のキャリア講義でした。
キャリア教育のコマなので、地方政治家の仕事内容や自分のキャリアを通して後輩たちに「挑戦」する勇気とその挑戦を支えてくれる人への「感謝」の気持ちを持つことの大切さを伝えました。
人生は一回しかない。
自分という存在も世の中に1人しかいない。
挑戦しない後悔より、挑戦して失敗した後悔の方が納得ができる。
しかし、ただ単にやみくもに挑戦すれば良いわけではなく、地道にコツコツと努力することが何よりも大切であることを伝えました。
私が初出馬した14年前は今よりもずっと女性政治家が少なく、政治家の家族や親戚もいない私が、ましてや政党からの支援を一切受けない無所属で出馬するのは無謀な挑戦でした。
さらに市議選のみならず、県議選も無所属で臨み、当時は本当に県議会でも「1人無所属ポツン」状態でした。
それでもがむしゃらに頑張りました。
今では5人以上の交渉会派にまで成長し、かけがえのない仲間が県議会にできました
正直、私はこう見えて議会であれだけの質問をするにあたり、睡眠時間を削ってかなり調査研究し、勉強しています。インプットは怠りません。
政治家は皆様の代表として送り出していただいているわけですから、当たり前のことです。
その努力は必ず誰かが見ていてくれていて、どんな経験や勉強も糧になる、と信じています。
その時にどんな結果であろうと「感謝」の気持ちは決して忘れてはいけない。
学生たちからはひっきりなしに手があがり、たくさんの質問を受けました。
⚫︎そのモチベーションはどこからくるのですか?
⚫︎女性政治家ならではの実績は?
⚫︎嫌な思いをしたことは?
⚫︎エンドレスにある課題に対してやめたいと思ったことは?
⚫︎子供の頃は引っ込み思案だったのにどうしてそんなにハキハキと外向的になったのですか?
などなど、授業が終わった後もたくさんの学生が個別に聴きに来てくれました。
ちなみに上記の私の答えは
⚫︎仕事が大好きだからモチベーションは下がらない。課題を解決したときに感謝されると本当にこの仕事をしていて良かった、と思える。
⚫︎女性視点の防災備蓄。生理用品の無償提供など。
⚫︎何度もある。しかし、嫌なことはハッキリと「いやです!」と言うようにした。ちなみに寝ると嫌なことは忘れる性格。
⚫︎「水野さんなら解決してくれる」と思って相談にきてくださる人がいる以上は全力で頑張る。しかし、いつかは政治家は引退する。若い政治家を育てるのも自分の役割のひとつになった。
⚫︎父の仕事の転勤による突然の米国生活。英語が全くわからない中でも、現地校で生きていかなくてはならなかった。厳しい環境が自分を変えた。
津田塾の学生は(贔屓目にみて(笑))頑張り屋さんです。
若い世代の皆さんからパワーをいただきました!