【千葉県新型コロナウィルス対応】軽症者等は宿泊施設等での療養も可能な医療体制に移行

こんばんは、千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

千葉県第6回千葉県新型コロナウィルス感染症本部会議の内容について報告がありましたので、皆様に共有いたします。

 

千葉県における4月9日現在の入院患者数は113名で、そのうち重症者17名、軽症・中等症者は65名、無症状病原体保有者は31名となっております。

 

千葉県内の感染症指定医療機関(11病院)は

〇千葉医療圏:千葉市立青葉病院、千葉大学医学部附属病院

〇東葛北部:松戸市立総合医療センター

〇東葛南部:独立行政法人地域医療機能推進機構船橋中央病院、東京ベイ・浦安いちかわ医療センター

〇印旛医療圏:成田赤十字病院

〇香取海匝医療圏:総合病院国保旭中央病院

〇さんむちょうせい夷隅医療圏:医療法人社団とくふう会高根病院、いすみ医療センター

〇安房医療圏:南房総市立富山こくほ病院

〇君津医療圏:国保直営総合病院君津中央病院

〇市原医療圏:千葉大学医学部附属病院

 

ですが、今後の患者数の増大に備え、県内医療機関に対し、病床確保の計画づくりの働きかけを行っているところでして(このことは4月2日のブログにて既にご報告していますhttps://ameblo.jp/yuukimizuno/entry-12586627468.html)、現時点で308床(中間とりまとめ段階)を確保できる見込みとなり、ただちに計画に沿って患者の受け入れを進めていただくことを千葉県から通知をしたとのことです。

県内全域をカバーできることを私の方で県に確認しました。

 

重症者の受け入れが可能な医療機関が限られており、軽症者等も含めた待機者を入院させてしまうと、患者の重症度に応じた入院医療提供が困難となってしまいます。

そして、3月下旬から患者数が急増していることもあり、4月に入ってから入院調整に時間がかかるようになってきております。そのため、入院医療が必要ない軽症者等については、国の基本的対処方針に基づき、ホテルでの宿泊療養等の体制整備を進める必要があります。

 

そこで、千葉県では軽症者等については宿泊施設等での療養も可能な医療体制に移行をいたします。

 

患者の発生状況に地域差はありますが、千葉県全体として病床コントロールをしていく必要があるため、入院医療体制の移行範囲は千葉県全域とし、本日より移行となります。