千葉県議会議員の水野ゆうきです。
新型コロナウイルス感染症の影響により中学校等で臨時休業実施されたことを踏まえ、令和3年度千葉県公立高等学校入学者選抜等の実施に当たり、入学者選抜等における配慮事項等について、千葉県教育委員会から報告がありました。
該当する生徒やご関係者はご確認願います。
【中学校等の臨時休業の実施等を踏まえた令和3年度千葉県公立高等学校入学者選抜等における配慮事項について】
新型コロナウイルス感染症の影響により、中学校等で臨時休業が実施されたことを踏まえ、令和3年度千葉県公立高等学校入学者選抜等の実施に当たり、入学者選抜等における配慮事項を下記のとおりとする。
※中学校等には、義務教育学校を含む。
1 「一般入学者選抜」等に係る学力検査の出題範囲について
現在、中学校等においては、卒業までに第3学年で学習すべき内容が全て履修できるよう、教育課程が再編成され、計画的に学習指導が行われているところである。
そうした中で、県内全ての公立中学校等に対して実施した「年間指導計画の変更等に関する調査」の結果を踏まえ、「一般入学者選抜」等が実施される時期を鑑み、当該選抜に係る学力検査の出題範囲から除く内容を別紙のとおりとする。
2 学校設定検査「その他の検査」における「思考力を問う問題」について
学校設定検査(面接、集団討論、自己表現、作文、小論文、適性検査、学校独自問題による検査及びその他の検査のうちから各高等学校がいずれか一つ以上の検査を設定して実施する検査)のうち、その他の検査における「思考力を問う問題」については、新型コロナウイルス感染症の影響で、中学3年生に過度な負担がかからないようにと考え、思考力を問う内容について深く踏み込むことは難しいと判断し、令和3年度千葉県公立高等学校入学者選抜においては、実施しない。
3 令和3年度千葉県県立中学校入学者決定に係る適性検査について
適性検査は、県立中学校の「開校理念」、「教育目標」を踏まえ、文章や資料等の内容を読み取る力(聞き取る力)、課題を明確にし、解決に向けて論理的に思考する力、自分の考えをまとめ、筋道立てて、的確に表現する力等の中学校が行う学習活動・教育活動への適性等をみることのできる内容としているため、検査の内容についての変更はない。
4 その他
今回示した内容については、今後の新型コロナウイルスの感染拡大状況等により変更する可能性がある。