熊谷知事へ「通学路の交通安全確保と飲酒運転根絶の緊急要望書」提出

我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

6月28日、千葉県八街市において下校途中の小学生が飲酒運転のトラックに巻き込まれ、児童5人が死傷するという大変痛ましい事故が発生したことに伴い、熊谷知事指示のもと千葉県では事故の再発防止策として速やかに通学路の緊急一斉点検を実施するなど、通学路の安全確保にむけて全庁を挙げて取り組んでいただいております。

 

そういった千葉県の取り組みを是非とも形にして活かしていただきたいという想いから、私が代表を務めさせていただいております国政政党に所属しない無所属会派「千翔会」として、熊谷知事に千葉県、千葉県警察本部、千葉県教育委員会が一丸となって取り組んでいただくよう緊急要望いたしました。

 

(※撮影時のみマスクを外しています)

 

【要望内容】

1. 千葉県が実施している通学路緊急一斉点検によって明らかになった危険箇所について、千葉県として出来得る限りの歩道の確保・充実、ガードレール設置、注意喚起看板設置などの改善策を図ること。

2. 日中も含め、覆面パトカーの配備など飲酒運転の取り締まり強化。

3. 飲酒運転の根絶に向けた啓発事業の実施など機運醸成。

4. 交通安全対策事業の充実に向けて、市町村と密に連携し、千葉県として危険箇所の把握に努めること。

5. スクールカウンセラー等の派遣を継続するなど、当該学校児童の心のケアに努めること。

6. 上記取り組みについて県として優先的に予算確保に努めるとともに、国に対して、飲酒運転厳罰化や財政支援を要望すること。

 

改めてお亡くなりになった2人の児童に心からお悔やみ申し上げますとともに、現在治療にあたっておられる3人の児童の1日も早い回復を願っております。

 

また、無観客となったオリンピックの対応や新型コロナウイルス感染症対策について、熊谷知事と協議いたしました。

本日は我孫子市のワクチン接種の状況等含め地元我孫子市・星野市長とも協議させていただきました。

我孫子市における65歳以上の新型コロナワクチン接種状況は1回目接種者約8割、2回目接種者約4割という状況となっております。我孫子市では突然のキャンセル等による余剰分は保育士や教員等へとスムーズに接種を行っている状況です。

 

熊谷知事には二元代表制に基づき、無所属会派の声に耳を傾けていただき、これまでの県政との違いを感じます。

森田知事時代も私と太田雄貴氏(フェンシングメダリスト・日本フェンシング協会前会長)で直談判してフェンシングの学校訪問等を実現していただきましたが、現在は重要議題毎に知事を交えて政策をじっくりと議論することができる体制となり、会派の政策立案を兼ねている私としては非常に有意義な政治活動を行うことができています。