我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。
ツイッターではお知らせいたしましたが、千葉県より 「今後観戦を実施していくには、更なる感染防止対策が必要となりますが、新たな対策を実施するには、教育現場の負担が大きく、また時間的な余裕もないことから、関係市と協議の上、 明日以降の学校連携観戦プログラムを中止する」という主旨の連絡がありました。
具体的には明日8月31日以降の観戦をすべて中止するというものです。
パラリンピック学校連携観戦については多くのご意見を頂戴しており、千葉市の市立中学校で男女教諭6人が新型コロナに感染し、うち2人が幕張メッセで行われたパラ競技の観戦のため、生徒を引率しており、バスに同乗した生徒ら計約150人を検査しています。
我孫子市につきましては、本日で学校連携観戦が終了しております。
遅かったという声は多く聞こえますが、知事と市長が継続せずに中止という判断をくだしたことは良かったと思っています。
明日以降の観戦を心待ちにしていた児童生徒もいらっしゃったと思います。テレビで同じように応援しましょう!
また、今回の件では県議会として政党(会派)や議員それぞれの動きが共産党以外見えにくかったというご指摘もありました。
我が会派は(私自身は早い段階で慎重論を公にしておりました)、パラリンピック開会式前に県行政に学校連携観戦については慎重に対応することと、トップ(首長、学校長等)の判断で参加する際は、せめて参加教諭・児童生徒等に検査を行い、陰性の確認が取れた方のみにするなどの弾力的な対策を千葉県に申し入れしておりました。
議会というのは、多数決であったり、会派が大きければ大きいほど影響力があります。無所属4名で構成する我が会派でできることをしておりましたが、「県議会としてどういう立場(反対・賛成)なのかわからない」というご指摘も県民の皆様からいただきました。
千葉県議会では議会として動く際は、どうしても議会の単独過半数の議員を得ている自民党が要となります。
また、知事を政党として支援した立憲民主党所属議員の動きも表では見えない中で、我々は県と独自にやり取りをしていました。
何か課題に直面したときに思想や政党が違う議員が一致団結していく議会の難しさということも身に染みて感じましたし、もっと様々な形で働きかけができたのかもしれないという反省もあります。
今回のように首長の判断ひとつで物事は(良い意味でも悪い意味でも)大きく変わることから、議会という議員の集合体がどこまで行政と切磋琢磨しながらより良い方向に持って行くことができるか、というのが昔から大きな課題になっています。
私自身ももっと精進します。
さて、本日・月曜日。
土日にご遠慮してくださっていたであろう多くの我孫子市民の皆様方からたくさんのご要望やご相談を受けました。
コロナ関連、広報関係、道路関係等々、朝からひっきりなしに受けながら、それらの内容について行政と協議を重ね、今の時間に至ります。
すぐに対応できるものもあれば、時間が少しかかるものもありますが、市民の皆様方から頼っていただくことは、とても嬉しく思います。
今週から9月定例千葉県議会に向けた準備が加速します。
引き続き、県民の皆様方の声に耳を傾けながら、尽力してまいります。
先週の主な私の活動報告は公式HPにて更新しております。