情報共有システム「HER-SYS(ハーシス)」入力を県職員が総動員で支援

新しい1週間が始まりました。

我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

月曜日は朝6時のゴミ出しからスタートです。

今週は代表者会議等、2月定例県議会に向けて、スケジュールがかなり詰まっています。

 

 

先週1週間も主な活動報告は公式ホームページに更新いたしました。

 
昨日は、我孫子市にお引越しされる方のお手伝い、地元自治会のリモート役員会議(道路の危険箇所やコロナ禍における総会のあり方等の協議)、専門家よりグリーン経済を支える自然資本についてレクチャーしていただくなど、充実した1日を過ごすことができました。
 
※自宅から自治会役員会にリモート参加
 
各報道機関も報じておりますが、千葉県では新型コロナウイルス感染症の再拡大により逼迫している保健所の負担を軽減するため、コロナ担当の健康福祉部のみならず本庁のあらゆる部署の職員が連日、自分の業務終了後に残業をして、医療機関からFAX等で保健所に送られてくる陽性者情報のハーシス入力作業を行っております。

千葉県に限ったことではありません。

正確な入力が求められる中、FAXや手書きだと文字がつぶれて読むことができなかったりと地味に大変な作業であり、深夜にまで及びこともあるとのことです。

情報共有システム「HER-SYS(ハーシス)」は厚労省が運用開始し、陽性者の氏名、住所、電話番号などの情報を国と自治体が共有する仕組みです。

本来であれは医療機関が情報を入力するとされていますが、医療機関も診療や検査に追われているため、医療機関が作成した発生届を保健所がFAX等で受け取り、県職員が代行入力している状況です。県職員の皆様方には心より感謝申し上げます。

 

大阪市保健所においては、1月下旬以降で1.2万人超が統計に反映されていなかったことが明らかになりましたが、その計上漏れの主要因はまさにこのシステムによるものでした。

医療機関から送られてくるFAXでの発生届を受けて、職員がハーシスに入力しているわけですが、あまりの枚数に処理が追いつかなくなったというもの。

 

諸外国では一切その手間がなく、医療機関が電子カルテに診断して入力した時点で自動的に登録されるシステムになっており、いかにも日本らしいアナログの弊害がこういったところに表面化してきています。

働き方改革を掲げる国においては、こうした自治体の現場で発生している作業をしっかりと知っていただきたいと心から思います。