検察庁法改正で揺らぐ政府与党。自民党議員からも造反→制圧で、このまま持つのか?

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

本日、日本維新の会は政府に新型コロナ対策緊急提言「第五弾」を提出しました。

内容はすべて最重要項目ですが、中でも目玉は感染許容まで踏み込んだ「緩和・共生政策への転換」でしょう。

公党としては初めて打ち出されるスタンスであり、「性急過ぎる!」と感じる方もいらっしゃると思います。

しかしながら、ここまでウイルスについて得られてきた知見と、足元の感染拡大・経済状況に鑑みれば、合理的な戦略解はこれしかないと確信をしています。


首相、維新を評価「大阪でモデルを示している」(産経ニュース)
https://www.sankei.com/politics/news/200513/plt2005130017-n1.html

本提言書に基づき、国会でも「大阪モデル」に引き続き政府与党を動かす建設的な提案をしていきます。

一方で国会では、今日も検察庁法改正案を巡って攻防が続きました。

法案審議を行っていた内閣府委員会では、ついに自民党議員が「造反」を示唆。

泉田議員は発言後に委員を外され、「泉田の乱」は速攻で制圧されてしまいましたが、この影響は小さくないと思います。

「世論なんて、SNSの書き込み件数なんて関係ない」「数の力で採決は押し切れる」

と嘯く政治家もいますが、やはり政治はそう単純にはいかないもの。

世論が高まってくれば一人、また一人と与党内でも動揺する議員が現れ、こうして足並みが乱れてきます。

加えて連立を組んでいる公明党代表・山口なつお代議士の発言も、かなり踏み込んだレベルに達しているように思えます。

先週から湧き始めた世論の高まりが、自民党が描いた「既定路線」を狂わせていることは間違いありません。

今日は途中で流会となった内閣府委員会の審議が明日以降どうなるかは不透明ですが、私としても引き続き検察庁法改正法案の分離審議を求めて声を上げていきたいと思います。

もちろん、自分の持ち場の質疑もしっかりと!

それでは、また明日。

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おときた駿
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