こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
#shibuya2nd、始まりました!
本日は8名の登壇者とともに、2020年を総括していきます。本日のアジェンダはこちら。第1部 with / after コロナ時代をどう生きるか
第2部 総括安倍政権
第3部 2021年への展望#shibuya2nd https://t.co/FF5O4z82Ke— PLANETS/第二次惑星開発委員会 (@PLANETS_10) December 20, 2020
本日は宇野常寛さんの「PLANETS大忘年会2020」に参加いたしました。豪華メンバーの中に今年も加えていただいてありがたい限りです^^
「建設的な朝生を目指す(?)」
というテーマの元で3時間みっちり語り合ったので、それはもう議論は多岐に渡ったのですが、思考メモをいくつか。
山尾「とことん『法の支配』が大事だと思う。今回は特措法を作りましょう、ということで国会がどう関与するかが議論されたが、緊急事態宣言という、あらゆる意味でしんどい仕事はやはり法律が担うべき」#shibuya2ndhttps://t.co/Kzpr22vsvT
— PLANETS/第二次惑星開発委員会 (@PLANETS_10) December 20, 2020
初めて議論のテーブルを囲んだ山尾志桜里代議士からは、これからの社会における「法の支配」の重要性が強調されました。
明確に法で権限を規定することがないまま、お願いベースの「同調圧力」で政権の「解釈」で自由や人権が制限されるのは極めて不健全であり、法をきちんと制定するべきだというものです。
これは小さな政府を標榜するリバタリアン(自由主義者)たちにとって、実に奥深い論点を突きつけています。
原理的にはリバタリアンにとっては、自分たちを縛るルール=法律は少なければ少ないほどよい。
しかし、ルールや法律が「ない(少ない)」がゆえに、むしろ自由が制限される事態が生じるとしたら??
だったら法律を増やすべきではないか。
いやいやそうやって徐々に自由が侵食されていくのだから、受け入れるべきではない!
など、自由を標榜する人たちの中でも意見にグラデーションが出てくるわけです。
これはマイナンバーなどの管理テクノロジーについても同様で、自分たちを管理するシステムは少ないほど原理的には良い。
しかしマイナンバー制度などが理想的に機能すれば、合理化が進み自由はむしろ拡大するため望ましいということで、テック系リバタリアンの多くはこの普及・導入を支持しています。
原理を貫くか、(少なくとも現時点での)合理性・現実性を取るか。
このあたりが完全なリバタリアンか、ややリバタリアン・モデレートリバタリアンを分ける境目なのだろうなと思います。
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などなど、本質的なテーマが語られた3時間。もう一つ、宇野さんから提示された「ホワイトな公明党が必要論」についてはYouTube動画で紹介しておきます。
来年は宇野さんが「朝から生テレビ」ばりの討論企画を実現される(&体重を10キロ落とす)そうで、楽しみにしております。
詳細が気になる方は、会員登録でさかのぼりオンライン視聴も可能ですので、ぜひPLANETSでご覧くださいませ。
それでは、また明日。