先月末、私、内閣官房長官が本部長を務めるサイバーセキュリティ戦略本部において、次期サイバーセキュリティ戦略を決定しました。サイバーセキュリティ戦略は、3年前にサイバーセキュリティ基本法に基づいて策定され、創設された内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)を司令塔として、公的機関、企業、個人などの対策を強化してきました。現行戦略を決定して以降、サイバー空間と実空間の一体化が進んで様々な恩恵がもたらされている一方で、サイバー攻撃により多大な経済的・社会的損失が生じる可能性が飛躍的に高まり、脅威は一層深刻化しています。新たな戦略は、このような認識の下、今後3年間に取り組むべき施策を盛り込んだものです。サイバーセキュリティに関する自律的な取組をすすめ、サイバー空間が持続的に発続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』