コロナ禍の都議選。事務所は借りません。

緊急事態宣言が再延長されようとしています。

緊急事態宣言の延長幅、小池都知事「1カ月くらい」 2021.5.27  朝日新聞
[東京 26日 ロイター] - 緊急事態宣言の延長を政府に要請することを決めた東京都の小池百合子知事は26日、都庁で記者団から延長幅を問われ、「1カ月くらい」と述べた。

小池都知事「いまがこらえどころ」 宣言延長要請、措置内容は「検討中」2021.5.27  THE PAGE
延長された場合については「措置の内容についてはいま検討しているところ。やはり人流を抑えると言うこと」

小池百合子東京都知事が「一ヶ月」程度の延長を念頭にいれているようです。
ということは東京都議会議員選挙期間中にかかるということになります。
このような事態は、自由を守る会でももちろん想定しておりました。

【お姐は事務所を借りません】
お陰様で3月の小金井市議会議員選挙では渡辺大三幹事長は、この時点からもコロナ禍を鑑み、感染拡大防止のため人が集まる場所となる事務所も借りず、大人数を動員したり、集会を控えた闘いを展開しました。こうした姿勢を市民は静かに温かく見守って下さり、お陰様で、8期連続当選のみならずトップ当選を果たしました。

都民・国民には自粛を求めているにもかかわらず全国的には選挙事務所等でクラスターが発生したり、未だに大人数の政府与党の政治資金パーティが開かれ、あろうことか日本医師会会長が出席し、政治の信頼を損なう事態が後を絶たないことは、同じ政治の世界にいる者として許しがたく、皆様に申し訳ない思いでいっぱいです。彼ら、彼女らの行動を口先だけ批判することは容易ですが、そうではなくお姐としては形にしたいと思いました。

お姐は、2011年東日本大震災直後の江戸川区議選2期目同様、コロナ禍という国難にあり当然のことながら、事務所を借りない決断をいたしましたことを報告させて頂きます。

そして、自身のことだけではなく、地域政党自由を守る会としても、これ以上政治不信を深めないよう行動を起こすに至りました。

【都民に自粛を求めるなら、政治活動も例外ではない】
そこで、自由を守る会は去る5月25日に東京都議会宛「コロナ禍における政治活動(選挙運動など)に関して一定の常識的対応を求める請願書」を提出しました。

<自由を守る会の取組>
4年に1度の東京都議会議員選挙が、6月25日告示、7月4日投開票の日程で実施されます。
自由を守る会としても、都議会での議席維持に向け、全力で準備を進めているところです。

 一方、新型コロナウイルス感染症はいまだに猛威を振るっており、終息の兆しは全く見えておりません。都内におきましても連日、3ケタの感染者が明らかになっております。
 選挙運動は、有権者が候補者を選ぶにあたって、政策や政見、人となりなどを知るために不可欠なものであり、民主主義の根幹中の根幹ですが、組織的動員や多数の人員が集まっての共同作業がどうしても伴うものであり、いわゆる「3密」状態になる恐れがあります。それによって感染が拡大、選挙によってクラスターが発生するようなことは、都民や事業者の日常生活や経済活動に多くの制約や不便をきたしている「自粛」をお願いしている政治家として率先垂範すべきであり、選挙運動などによる感染拡大は、絶対に避けなければなりません。
 選挙運動を主導する候補者や各政党は、この点に留意し、感染予防対策を徹底する必要があります。

 そこで、当会は渡辺大三幹事長名で、東京都議会に「コロナ禍における政治活動(選挙運動など)に関して一定の常識的対応を求める請願書」を提出し、以下の点を求めました。
1. 大規模な集会の自粛
2.徒党を組んでの練り歩きの自粛
3. 無理に面会を求めない
4.宣伝カー、選挙カーの多人数乗車の自粛
5. その他感染拡大防止の徹底と新人・元職候補への周知

 都議会の各会派、各議員におかれましては、何卒、この請願書にご賛同いただきますよう、お願い申し上げます。
 以下に請願書全文を掲載します。

【コロナ禍における政治活動(選挙運動など)に関して一定の常識的対応を求める請願書】

東京都議会議長
 石川 良一 殿
地域政党「自由を守る会」幹事長 渡辺 大三
紹介議員 上田令子
 議員各位の都政発展に向けてのご奮闘に衷心より敬意を表します。
 憲法第16条、請願法、地方自治法第124条、東京都議会会議規則の規定に基づき以下、請願いたします。充実したご審査ののち、ご採択賜りますようお願い申し上げます。

【請願事項】
新型コロナウイルス感染症(covid-19)が全国的にまん延拡大する中、来月25日告示、7月4日投開票で、都議会議員選挙が行われます。選挙活動が感染拡大・クラスター発生の契機とならぬよう、以下の対応を求めます。

1 屋内屋外を問わず、多数人を動員しての「集会」「事務所開き」「決起集会」「スタート集会」「大演説会」「個人演説会」「政談演説会」など、不特定への感染拡大行為は「3密」を避け自粛すること
2 徒党を組んで、市内を練り歩き、走り回り、銀輪(自転車)行進するなどの、感染拡大行為は自粛すること。
3 相手方からの求めがないにもかかわらず市民宅や店舗・事務所に押しかけ呼び鈴を鳴らして玄関先に呼び立てるなどの、感染拡大行為は自粛すること。
4 宣伝カー、選挙カーの乗員人数を最低限に抑制し、多人数乗車などの感染拡大行為は自粛すること。
5 その他感染拡大防止に必要な措置を徹底的に講じること。
6 仮に本請願を採択または趣旨採択した場合、立候補準備を進めている元職や新人への周知を図ること。

【請願理由】
コロナ禍の都議選にあたっては、どのように立候補準備を行うか、あるいは選挙運動を行うか、各候補者・陣営スタッフが頭を悩ませていることは想像に難(かた)くありません。
 もちろん、政策や実績、一定終了直後の都政の課題を都民に伝える最低限の活動は必要不可欠なものであり、駅頭や街頭での印刷物の配布や、ポスティング、郵送、新聞折り込み等による印刷物の配布、インターネットによる情報発信などは継続していただく必要があると考えます。
 一方、国民・事業者に国や地方自治体から多くの活動の自粛を求められている中にあっては、立候補予定者・政治団体等にもそれ相応の常識的対応が求められます。
 本来、法令で禁止される事項以外は、政治活動や選挙運動は自由ですが、広く都民・国民らに自粛を求めているお立場上、なにとぞ、請願趣旨をお汲み取りいただきますようお願い申し上げます。
以上

【小池知事へは専決処分乱発防止を申し入れ】
緊急事態宣言が延長されるとなれば、また時短協力金他支援事業についての補正予算が組まれるわけです。「措置内容は検討中、人流を抑える」と具体策も明示せず、誰でもわかってる「人流抑制」を繰り返すばかり。当然議会としても、措置について提案をしたり確認もしたいところですが、残念ながらこれまでの小池知事の行動パターンを見ておりますと、こうした議論から逃げ出して独断無策の専決処分を行いことが火を見るより明らかです。
そこで、またしても懲りずに「専決処分するなよ!」申し入れをしてまいりました。
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▲武市副知事に提出
東京都知事 小池百合子様
2021年5月27日
「緊急事態宣言の再延長に伴う補正予算について専決処分しないことを求める申し入れ」
日本共産党都議会議員団
都議会立憲民主党   
無所属 東京みらい  
都議会生活者ネットワーク
自由を守る会
東京維新の会
5月31日までとされていた緊急事態宣言は、さらに再延長が検討されています。再延長されれば、それに伴いあらためて補正予算の編成が必要になります。
 知事は、今年度すでに3回、補正予算の専決処分を繰り返し、その総額は7,438億円にも及んでいます。
日本共産党都議団・都議会立憲民主党・東京みらい・生活者ネットワーク・自由を守る会・東京維新の会の6会派は、臨時議会の開催を幾度も求めてきましたが、知事は一向にこれにこたえようとはしていません。
緊急事態宣言の再延長は6月1日からであり、この日は都議会第2回定例会の開会日です。したがって、開会日当日に本会議質問を行ったうえで採決をすることは可能です。これまでも臨時議会を開くことが可能であるにもかかわらず、専決処分を繰り返してきたことは議会軽視であり、今回の再延長にあたって、議会の議決の条件があるにもかかわらず専決処分を繰り返すことは、断じて認められません。よって、下記の通り強く申し入れるものです。



1、 緊急事態宣言の再延長に伴って補正予算を編成する場合は、専決処分せず、6月1日の都議会定例会に提案し、議会の議決を経ること。
以上

【お姐総括】
お姐が都議選の年は、3月に渡辺大三幹事長の小金井市議会議員選挙が、顧問の松本武洋前和光市長の市長選が5月にありまして、連携しながら和気あいあいと苦しく楽しくしがらみのない闘いを乗り越えてきました。
今年、松本さんはご勇退され、しばさき光子さんを後継者に選び無事5月23日に和光市初めての女性市長が誕生いたしました!

和光市長選 和光初の女性市長 柴崎氏に当選証書 2021.5.25 毎日新聞

自由を守る会が熱血応援に入ったことはいうまでもありません。
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▲右から、高浜なおき文京区議、お姐、しばさき光子候補(当時)、松本武洋前和光市長、白川愛目黒区議、さんのへあや江東区議

国政政党完全無所属、しがらみなき私たちの仲間の当選はこの上もない喜びです。
地方行政、地方政治には国政政党・政局は無用。
脱組織票!そのためにも古い政治活動からの卒業を求めての今般の都議会への陳情でありました。
地域のことは地域が決めるのです!

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綻びはありますが、ダミー申請するのはどうなのか?
予約枠を失うような「やってみたしリーズ」は報道のプロがやっていいのか?
なのに都庁記者クラブは小池知事にはその矛先を向けません
ペンはいつから剣より弱くなったのか?ぜひご覧ください!


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