なぜ、県内の「インフォデミック」(根拠なき情報の拡散)に厳しく対処しなければならないのか?!

2020年3月21日:パート2 夜。運動する前に、本日2本目のブログを書く。 「パンデミック」(pandemic)とは、感染症(伝染病)が世界的な大流行を引き起こしている状態のことを言う。2月の初旬くらいから、WHO(世界保険機構)が「インフォデミック」(infodemic)という言葉を頻繁に使うようになった。 「インフォデミック」とは、根拠のない情報が大量に拡散され、社会に混乱をもたらす現象のことを指している。 新型コロナウイルスとの戦いにおいて、「インフォデミック」を抑えることは、とても重要だ。なぜなら、様々なデマや憶測で人々の間に不安が蔓延すると、正確な情報が到達しにくくなる。それどころか、正しい情報を信じない風潮が生まれる。 群馬県内でも、「ちっちゃなインフォデミック」の兆候が出て来ている。だからこそ、事実無根の、又は県民を徒らに不安に陥れるような発信には、県知事として(法的措置も含めた)厳しい対応を取らねばならないのだ。 今後も、県内の新型コロナウイルス感染者の数が増えていく可能性が高い。新たな感染が確認された場合は、患者が発生した市町村の立場もよく考えた上で、その都度、「何をどこまで公表したらいいのか?」を判断していく。市町村との役割分担、責任分担のあり方も検討中だ。 ただし、危機的な状況に置かれた際の情報発信は、どこかが「一元的にまとめてやる」のが原則だ。このことに異論を挟む人はいないと思う。 万一、違う情報が複数の場所からバラバラ出て来たら、県民(市町村続きをみる

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