新型コロナ の「実効再生産数」を見て安心するのは早い〜東京都は1日で0.3から1.05に上昇

2020年5月2日:パート2 これまで、新型コロナウイルスのPCR検査に関する最新情勢(感染者数等)は、知事自身のtwitterで迅速に公表していた。中央政府でも、大きな災害が起こった際、情報発信力のある担当大臣が「自らのtwitterで災害情報をタイムリーに流す」ケースはある。 同様に、群馬県の場合も、知事である自分がツイートするほうが、県の公式アカウントで発信するより「県民に、より早く効果的に情報を伝えられる」と判断していた。が、県の情報発信体制も(以前に比べて)整ってきた。 そこで、昨日からは、オンタイムの情報提供は県の公式アカウントにお願いすることにした。今後は、その情報を知事のアカウントでリツイートするという形を取る。こっちのほうが、自分にとっても都合がいい。  最近、 「実効再生産数」という指標が注目を浴びている。簡単に言うと、1人の感染者から2次感染者が発生する数の平均値だ。この数値が「1」未満なら、感染拡大が抑えられているという理屈らしい。 昨日の政府専門会議の発表によると、3月15日時点では全国平均で「2.0」だったこの数字が、4月10日時点だと「0.7」に下がっているとのこと。同じく3月15日の時点で「2.6」だった東京も、4月10日時点で「0.5」に減少したとようだ。 確かに、外出自粛を含む政府のコロナ対策の効果が、出始めているのかもしれない。それでも、専門家会議の見方は(依然として)慎重だ。自分続きをみる

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