見直し対象の県有施設に関する県議会の参考人質疑では「多様な意見」を聴くべきではないか?!

2020年11月15日 20時過ぎ。熱いミルクティーを飲みながら、本日1本目のブログを書き始めた。いや、2本目を書く時間はないかもしれない。(笑) 夕方。健康福祉部長から報告の電話があった。本日の県内新規感染者は5名。予想より少なかった。が、感染経路が分からない人もいるようだ。さらに気を引き締めていく。 知事就任以来、2元民主制の一翼を担う県議会との関係には、人一倍、気を遣って来たつもりだ。例えば、前例のなかった知事と県議会議長の定例懇談会は(こちらから提案して)立ち上げた。これまで4回、萩原議長と会談している。 国会議員として長年、所属していた自民党群馬県連の県議団執行部とは、定期的に会合を重ねている。最大会派との信頼関係は不可欠だ。新型コロナの影響で朝食会は出来なくなってしまったが、感染対策を徹底した会議室でのランチ(お弁当)ミーティングに切り替えたいと思っている。星名幹事長を含む執行部の人たちも、賛成してくれるに違いない。  どちらも、過去の県政では無かったことだ。 知事が面会を重ねているのは、県議団執行部のメンバーだけではない。若手県議のグループとも、意見交換の場を作っている。スゴく心強いのは、自民党県議団の中に(細かいことは書かないが)、知事を応援してくれているグループがあることだ。 加えて、他の会派の県議の人たちからも、様々なチャンネルで意見や要望を聞いている。どちらかと言えば活動的な(?)知事だもの。必要だと思えば、個々の県議に直接、アプローチする。そりゃあ、そうだ。県議は、全員が選挙を勝ち抜いた一国一城の主。いわば独立自尊の存在なのだ。 さらに言うと、どの会派の要望にも、真摯に耳を傾けて来た。先日、ある県議がこう言ってくれた。「今まで、こんなに真剣に要望を聞き、1つ1つにコメントしてくれた知事はいなかった」と。 これも当然と言えば当然だが、県議会の審議に出席することは、知事として最も重要な責務の1つだと考えている。事実、県議会本会議の一般質問や決算審議には、毎回、真剣勝負で臨んでいる。知事答弁のない質疑でも、(「鬼滅の刃」ふうに言うと)「全集中の呼吸」を維持している。 ひとつ例を挙げると、前回の一般質問で取り上げられた環境問題や外国人の医療費問題については、さっそく関係部局の幹部を集めて議論した。過去の県の対応を再確認したり、今後の方向性を検討したりした。 多忙な日程の合間に、委員会審議の議事録も読む。「どの県議がどんな発言をしているのか?」を把握しておくためだ。続きをみる

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