2020年6月8日:パート2 よく指摘されていることではあるが、ネットの世界では、「noisy minority」(騒がしい少数意見)が幅を利かす傾向がある。先日、グローバルに活躍する友人と久々に話をした。トランプ大統領とtwitter社との対立が話題に上った。 彼曰く、「日本のtwitterもよく見ているけど、右でも左でも、極端なことを言う人たちは、気持ちが悪い」とのこと。「一太さんがよく言っているように、日本人の大多数は穏健な保守だよね?世界のどこでも、SNS空間では極端な意見ばかりがクローズアップされる。でも、実は、大勢の日本人ユーザーも同じ違和感を持ってるんじゃないかな?」とも。 その友人の問いかけに、こう答えた。 「いや、その分析は正しいと思う。ただし、SNS(特にtwitter)の中だけの偏った見方とは言えない部分もある。ケースにもよるけど、twitterの空間には、少数の過激な人たちの考え方だけではなく、多くの国民の本音の声も含まれている。そこをちゃんと見抜けるかどうかが大事なんじゃないかなあ。」 自身のツイートに対するリプ(メッセージを読んだ不特定多数の人たちの反応)は、時々、見るようにしている。が、忙しくて時間のない時でも、宇佐美メディア戦略アドバイザーが、細かくネット上の空気をチェックしてくれている。さらに言うと、複数の友人たちにも、ボランティアのモニター(監視)をお願いしている。 たとえ批判であっても、真面目な意見や的確な指摘は、頭にインプットする。時には、返信もする。他方、単なる悪口雑言や誹謗中傷のメッセージはスルー(無視)する。タチの悪い相手だと思えば、迷わずブロック(メッセージを遮断する操作)する。多くのユーザー(利用者)が、普通にやっていることだ。 悪口を書かれたところで、いちいち目くじらを立てるようなことはしない。時間と労力の無駄だ。例えば、ある時期に急にtwitterに登場し、フォロ続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』