ネット上の誹謗中傷に関する群馬県独自の被害者支援制度の創設と全国初の条例制定を目指す方針を発表。

2020年6月25日:パート2 21時30分。少し前に、ソファーの上で意識を取り戻した。 本日午前10時からの本会議で、補正予算が成立。令和2年度の県議会第2回定例会が閉幕した。本当に色々なことがあったが、何とか乗り切った。県庁の皆さん、県議会の皆さん、お疲れ様でした。 15時からの定例記者会見で、「ネットリテラシー向上対策」について説明した。ネット上の誹謗中傷対策として、県独自の被害者支援制度を創設すると同時に、全国初の条例を制定を目指す方針を発表した。 ネット上での誹謗中傷の書き込みがエスカレートしている。先日、SNSで誹謗中傷を受けていた某テレビ番組の出演者が亡くなる事件が発生した。中学生・高校生のSNS上のいじめ等も、全国で度々、報告されている。平成30年度の県教育委員会の調査によると、パソコン等による誹謗・中傷を受けたというケースが、小・中・高校で155件、報告されている。 デジタルタトゥーという言葉がある。インターネット上の誹謗中傷は、サイバー空間に半永久的に保存される。被害者にとって大きな問題であると同時に、加害者にとっても、取り返しのつかないことになり得る。  インターネットを匿名の空間と勘違いして誰かを誹謗中傷する書き込みを行ったり、どうせ訴えられないだろうと軽い気持ちで事実無根の噂やデマ情報を拡散している人も大勢いるようだ。 群馬県では、今年度中に学校の1人1台パソコンの整備を終え、教育イノベーションを大きく前進させる目標を掲げている。こうした動きに合わせて、インターネットという公共空間における「ネットリテラシー」(ネットの知識や能力を有効に活用出来る能力)を高める教育の実施は極めて重要だ。 ネットリテラシーを高める普及啓発活動には、tsuluos等も最大限に活用する。  本日、県議会で議決された6月補正予算にも、教育イノベーションプロジェクトの一環として、ネットリテラシー向上のための事業を盛り込んでいる。 現在のプロバイダ続きをみる

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