2021年2月12日:パート4 過去のブログでも、何度か同じことを書いた記憶がある。国会議員時代、特に安倍政権に関する主要メディアの世論調査(内閣支持率)のデータの中で、常に「最も地元での体感に近かった」のは、NHKと日本テレビの数字だった。 ついでに言うと、選挙の世論調査で最も確度が高いのは、自民党の情勢調査。恐らく、サンプル数が圧倒的に多いからだ。マスコミの中では、NHKと朝日新聞。理由は分からないが、きっと何か独自の手法があるのだ。 日テレの調査は、その後、読売新聞との合同調査になった。以来、内閣支持率は、少し高めに出る傾向があるように感じる。自分の感覚だと、今、最も現実(国民の感覚)に近いのは、NHKの世論調査の数値だ。 もちろん、五月雨式に公表されるマスコミ各社の世論調査の数字に、一喜一憂する必要はない。が、それでも、管政権として最も参考にすべきは、NHKが毎月、実施する世論調査の推移だと思う。 そのNHKの最新の調査データ(2月8日発表)によると、管内閣の支持率は38%、不支持率は44%となっている。すなわち、支持率約4割というのが、管政権の実態だ。自分はそう捉えている。 率直な感想を言うと、「支持率が遂に4割を切った」というより、「この逆境でも頑張って4割近い支持率を維持している」という感じだ。 新型コロナの感染者が全国で急増し、2度目の緊急事態を発令せざる得なくなったこと、銀座クラブ事件を含め、管総理自身とは直接、関係のない様々な問題で足を引っ張られていること等を考え合わせると、むしろ「よく踏みとどまっている」と言うべきではないか。 新型コロナウイルスは、思った以上に執拗で、かつ手強い。世界中が経験していることだ。当然、一筋縄にはいかない。が、このまま何とか感染拡大を抑え込み、続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』