群馬県が全国に先駆けて導入する「ぐんまワクチン手帳」の内容と関連事業実施の狙いとは?!:その1

2021年10月12日:パート2 22時過ぎ。運動する前に、本日2本目のブログを書く。今回は、「ぐんまワクチン手帳」の狙いを解説する。 群馬県では、明日の10月13日(水)から、全国に先駆けて、ワクチン接種記録をスマホ等で確認出来る「ぐんまワクチン手帳」の運用を開始する。 これまでは、「群馬県版ワクチンパス(仮称)」という名称を使っていた。が、県議会を含め、多方面から、「『パス』という表現は、行動制限を連想させる」とか、「生活に身近なイメージがない」等のご意見やご指摘を頂戴した。 こうした声を受けて検討を重ねた結果、県の施策が「行動制限に繋がるものではない」ということを明確に示すためにも、(生活に身近な「おくすり手帳」を参考に)「ぐんまワクチン手帳」を正式名称とすることを決めた。 「ぐんまワクチン手帳」を導入する目的は2つある。ブログの末尾に添付したスライドにも、ポイントを整理した。 第1の狙いは、感染防止だ。ワクチン手帳を導入し、接種者の方々にインセンティブを付与することで、ワクチン接種率のさらなる向上を目指す。 治験によるデータや、本県の感染事例のデータから見ても、ワクチンの「発症予防効果」や「重症化予防効果」は明白だ。第5波は(いったん)収束しているものの、今後、再び新たな感染の波が発生する可能性を考えれば、現段階で1%でも接種率を上げ、社会全体の感染リスクを極力下げておくことが重要だと考えている。 県内の接種率を少し続きをみる

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