「群馬県県土整備部の当初予算の推移」なる怪文書を分析:②〜都合のいい数字の切り貼りでイメージ捏造

2021年11月3日:パート3 昼12時過ぎ。知事室からのブログ。食後のミルクティーを飲みながら、本日最初のブログを書き始めた。 午前10時。今シーズンのBCリーグで3年ぶりの優勝を果たした「群馬ダイヤモンドペガサス」の関係者が来訪。球団のオーナーである高崎の辣腕経営者から、(改めて)ペガサスの優勝と速水隆成選手の日本ハム育成選手ドラフト指名に関する報告を受けた。群馬県のプロチームであるペガサスの優勝杯奪還は、群馬県民にとっても素晴らしいニュースだ。速水選手の今後の活躍にも期待している。 プロスポーツの振興を通じた地域活性化という新たな方針を打ち出した知事として、今後もペガサスの動向には注目していく。続けて午前11時から、東京ガスの新しい群馬支社長と懇談。農畜産物のP Rやエネルギー分野等の連携を、引き続き強化していくことで一致した。 さて、ここからは怪文書シリーズの続編。「群馬県県土整備部の当初予算の推移」なる怪しい資料の2つ目の問題点は、記載された予算額に誤りがあることだ。 怪文書の中で描かれた棒グラフの当初予算額は、災害復旧費を含まない県土整備部としての政策的な予算(県土整備費)の推移を示している。この数字を詳しく分析してみたところ、(スライド2に書いたように)平成7年度から14年度までの間の予算額には、年度によって災害復旧費が上積みされている部分があると分かった。 特に、平成6年度は、根拠が分からない大きな額(?)が加算されていることも判明した。過去のブログに、「この怪文書を作成したのは県職員OB(しかも県土整備事業に関わったことのある人物?)ではないか?」と(県庁内で)囁かれていると書いた。が、この数字は一体、なんなのだろう?!正しい続きをみる

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