れいわ新選組は、本日可決・成立する「令和2年度第三次補正予算案」に反対をいたします。理由は3つ。①遅すぎる②額が少なすぎる③優先順位を間違えている順に説明します。①「遅すぎる」について。昨年から多くの生活者や事業者において、「待ったなし」の状況が拡がっている。本来ならば、2020年の第203回臨時国会のうちに、第三次補正を成立させておかなければ、ならなかった。にも関わらず、この時期まで成立を引っ張るという余裕ある振る舞いで、コロナ禍における人々の窮状をさらに深刻化させる現実を作り出した。万死に値する。②「額が少なすぎる」について。れいわ新選組として昨年末、対政府要望を行った。2020年の第203回臨時国会のうちに三次補正、年明けの通常国会で四次補正を求め、予備費を含めた合計は「90兆円」規模である。https://reiwa-shinsengumi.com/reiwanews/6333/現金給付(10万円再給付、再々給付)、事業者の損失補償、病院・医療従事者への支援、検査の拡充など喫緊の課題に対して万全を期すためである。昨春までの経験、教訓は活かさず、パンケーキだ何だと浮かれ、時を浪費し、結果、医療の崩壊までもが現実に起こっていたのだから、やりすぎるくらい徹底的にやる必要があった。一方、政府は第三次補正をこの時期まで引っ張った上で、どれくらいの規模となったか。国債発行額は22.4兆円。そこから税収減の穴埋め8.3兆円を除き、すでにある剰余金などを収入として合計しても「15.4兆円」にしかならない。あまりにも少なすぎる。ケチればケチるほど、取り返しのつかない状態へと加速してゆく。加えて、緊急事態宣言である。そ続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』